MT5のストラテジーテスターは、「自作・購入したEA・インジケーターが本当に通用するのか?」を過去チャートで検証できる強力な機能です。
たぬきインジケーターもバックテストできるポン!
MT4のストラテジーテスターから大幅に進化していますが、その分使い方がわからない人も少なくありません。


この記事では、以下の点からMT5ストラテジーテスターの使い方について解説します。
- MT5ストラテジーテスターでできることは?
- MT5ストラテジーテスターでバックテストをする方法
- MT5ストラテジーテスターで最適化をする方法
- MT5ストラテジーテスターでインジケーターの検証をする方法
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MT5ストラテジーテスターでできることは?
MT5のストラテジーテスターを開くと、まず最初に「概要」タブが表示されます。この概要タブに、「単一」や「最適化を完了」などのメニューアイコンが表示されます。


まず、このメニューアイコンについて解説します。
- メニューアイコンの意味は?
- 各メニューアイコンでできること
- 数値計算・前の最適化結果を確認とは?
メニューアイコンの意味は?
ややわかりにくいのですが、実は、このメニューアイコンは「インディケータ」以外は押しても押さなくても構いません。バックテスト・最適化にかかわる操作は、「概要」タブの隣の「設定」タブから設定が行えるからです。
このメニューアイコンの機能は、単に「設定」タブの設定を一括で変更するだけです。例えば「最適化を完了」を押すと、最適化のデフォルト設定が適用された状態で隣の「設定」タブに移動するという意味になります。



デフォルト設定を入れてくれる便利機能だポン!
メニューアイコンの日本語訳がめちゃくちゃですが、「単一」を押せば通常のバックテストのデフォルト設定、「最適化を完了」を押せば最適化のデフォルト設定になります。両者の違いは、「設定」タブで一番最後の「オプティマイズ」の項目が設定されているかどうかだけです。


各メニューアイコンでできること
それぞれのメニューアイコンの意味は下記の通りです。
| MT5の表示 | 意味 |
|---|---|
| 単一 | 通常のEAバックテスト |
| インディケータ | インジのバックテスト |
| 可視化 | EAのバックテストでビジュアルモードを使用 |
| ストレスと渋滞 | EAのバックテストで約定の遅延を設定 |
| 最適化を完了 | 最適化で完全アルゴリズムを使用 |
| 遺伝的最適化 | 最適化で遺伝的アルゴリズムを使用 |
| フォワード最適化 | 最適化でフォワードテスト機能を利用 |
| 市場スキャン | 複数銘柄の同時バックテスト機能を使用 |
フォワード最適化と市場スキャンに関しては、MT5で新しく可能になった機能です。
フォワードテスト機能は、バックテスト期間を1/2、1/3、1/4などの割合で前半と後半に分割して、それぞれの成績を比較できる機能です。成績のよいパラメータを探しだす作業は前半のデータをもとに行うため、後半のデータは、それをリアル運用したらどうなるかをシュミレーションしたものになります。
市場スキャンは銘柄間の最適化(同じEAを複数のEAに適用して、パフォーマンスを比較する機能)を行う機能です。MT5ストラテジーテスターでは複数の銘柄のヒストリカルデータを同時に扱えるようになったため、このような銘柄間の最適化や複数銘柄を取引するEAが可能になりました。詳しくはこちら↓↓↓↓↓


数値計算・前の最適化結果を確認とは?
MT5ストラテジーテスターのメニューのうち、左の二つ(「数値計算」と「前の最適化結果を確認」)だけは、バックテスト・最適化の設定を指定するものではありません。


「数値計算」とは、MQL5言語でプログラムを組んで、複雑な計算を行うものになります。
「前の最適化結果を確認」とは、自動で保存された以前の最適化結果を表示できるものです。MT5ストラテジーテスターでは、最適化結果をHTMLではなくそのまま表示できるようになりました。ファイルをクリックすると、最適化後に「オプティマイズ」タブに表示されるものがそのまま呼び出せます。


この一覧をクリックするとそのパラメーターでバックテストが始まる機能も利用できますので、MT4の保存方法(HTML)と比較するとかなり便利に進化しています。
MT5ストラテジーテスターでのEAバックテストのやり方
MT5ストラテジーテスターで一番よく使われる機能は、EAのバックテストです。
ここからは、バックテストのやり方やスプレッド・取引手数料の設定方法を紹介します。
- バックテストのやり方
- スプレッドを設定する方法
- 取引手数料を設定する方法
外部からインポートしたヒストリカルデータを使いたい方は以下の記事を参考にしてください。↓↓↓↓↓


EAバックテストのやり方
MT5ではデフォルトでストラテジーテスター機能が表示されていないため、まず上部メニューの「表示」から「ストラテジーテスター」をクリックします。


「概要」タブで「単一」をクリックすると、EAバックテストのデフォルト設定が入った状態で「設定」タブに移行します。なお、直接「設定」タブをクリックして必要な設定を行うこともできます。


「設定」タブで、バックテストの条件を設定します。特に重要な点は以下の5点です。


- エキスパート
- 銘柄
- 時間足
- 日付
- モデル
「モデル」とは、MT5のEAバックテストに使うヒストリカルデータの精度のことです。「リアルティックに基づいたすべてのティック」が、ブローカーが実際に配信したティックデータを使う最も精度の高い方法なので、今回はこれを選択しています。
各モードについてはこちらの記事で詳しく解説しています。


「パラメータ」タブでEAのパラメータの設定を行います。「値」の列でバックテストに使用したいパラメータの設定を行ってください。


右端の「スタート」をクリックすると、バックテストが始まります。


バックテストが終わると、「グラフ」タブに損益グラフが表示されます。


「グラフ」タブの隣の「バックテスト」タブをクリックすると、バックテスト結果が数値で確認できます。


「バックテスト」タブを下にスクロールする、またはレポートとして出力すると、MT5ストラテジーテスターのバックテストで追加された、グラフによる分析を確認できます。
- 時間毎・週毎・月毎の取引分析
- MFE・MAE
- ポジション保有時間


MFEは「Maximum Favorable Excursion:最大順行幅」、MAEは「Maximum Adverse Excursion:最大逆行幅」の略で、含み益・含み損が最大でどれくらいあったかを把握することができます。最大順行幅が大きいのに実際に利益確定できた幅が少なければ、利益確定タイミングが適切でない可能性があることを示します。一方、最大逆行幅が大きければ、エントリータイミングが適切でない可能性があることを示します。
MT5ストラテジーテスターのバックテストが上手くいかない場合は、「操作ログ」タブを確認してください。


スプレッドを設定する方法
MT5では、基本的にログインしているMT5口座の取引環境でバックテストが行われるため、デフォルトでは変動スプレッドでバックテストになることが多いです。
変動スプレッドになるか固定スプレッドになるかは口座タイプ次第ですが、現在はほとんどの海外FX業者が変動スプレッドを採用しているためです。
ティックデータ(リアルティック)を使った場合はリアルなスプレッドが適用されます。一方、疑似ティックでは1分足で記録されたスプレッドが適用されます。
しかし、バックテストの条件設定画面では、変動スプレッドを固定スプレッドに変更する方法もあります。
「設定」タブでドルマークをクリックします。


銘柄の仕様が表示されますので、スプレッドの欄に既に入っている数字や文字をダブルクリックしてください。入力欄に変化しますので、希望のスプレッドをポイント単位で入力してください。


ポイントは単純に、銘柄のレートの最小単位です。クロス円などの小数点3桁の銘柄であれば3桁目、ドルストレートなどの小数点5桁の銘柄であれば5桁目がポイント単位にあたります。


取引手数料の設定方法
取引手数料は、デフォルトではバックテストのためにログインしている口座の手数料設定が適用されます。設定方法が複雑なため、希望の取引手数料と同じ手数料が設定された口座タイプで最適化を行う方が楽かもしれません。
テスター右側の「設定」タブで、「遅延」「スリッページをエミュレート」などと表示されている行の左にある小さなアイコンをクリックし、取引条件の詳細画面を開きます。




「クリックして手数料を追加」をクリックし、銘柄名等の情報を入力して「OK」をクリックします。


以下の項目の入力が必要で、複雑ですので、⑤の「手数料」以外はデフォルトの設定を参考にするといいでしょう。
- チャージ
- エントリー
- 始点
- 終点
- 手数料
- 最小サイズ
- 最大限
- 計算条件
- タイプ
この手数料設定は「片道」なので、ブローカーの手数料が「1ロット往復6ドル」の場合は、手数料の欄に「3」と入力し、片道3ドルずつになるように設定します。
「銘柄」の欄に何を入力すればいいのかやや複雑ですので、ここもデフォルトの設定を参考にしましょう。


例えば、「Forex+¥*」(¥マークは実際は半角です)と表示されている場合は「Forex+」という銘柄カテゴリの中の全ての銘柄という意味になります。そのカテゴリの中の全ての銘柄のことを「¥*」で表現しています。
このように設定すれば、Forex+という銘柄カテゴリの中の銘柄全てに対して、指定の取引手数料を適用できます。また、EURUSDやUSDJPYなど特定の銘柄名を入力するのでもOKです。
ただし、バックテストに使用したいヒストリカルデータの銘柄名と完全に一致するようにしてください。口座タイプによっては「EURUSD+」など銘柄名に記号がついていることもあります。
手数料条件の変更を何度も行う場合は、「エクスポート」で条件を保存しておくことをおすすめします。MT5ストラテジーテスターでは、「カスタム設定」のチェックを一度外してしまうと、取引手数料設定が削除されてしまうためです。
MT5ストラテジーテスターのEA最適化のやり方
ここからは、MT5ストラテジーテスターでEAの最適化をする方法を紹介します!
MT5のEA最適化はMT4より進化した点が多くありますので、どのような条件で最適化をするか事前に考慮すべき点も紹介します。
MT5の最適化で事前に決めておくこと
MT5で最適化をする際には、銘柄や時間足、期間だけではなく、以下の3点を事前に決めておきましょう。
- フォワードテストをするか
- 遺伝的最適化か完全最適化か
- リアルティックを利用するか
フォワードテストは、バックテスト期間を1/2、1/3、1/4などの割合で前半と後半に分割して、それぞれの成績を比較できる機能です。過剰最適化を避けられるメリットがありますが、その分最適化に使えるデータの期間が少なくなるというデメリットがあります。
また、最適化完了までが早い遺伝的アルゴリズムか遅い完全アルゴリズムかも選択が必要になります。
遺伝的アルゴリズムは最適化を高速化するための機能で、例えば最適化でパラメータの組み合わせが1,000通りあったとすると、完全アルゴリズムでは時間をかけて1,000通り全部やるしかないのに対して、遺伝的最適化ではもっと少ない数の組み合わせのみ検証します。



効率的な仕組みだポン!
組み合わせの数を絞っているにもかかわらず、1,000通りすべてやった場合と似た結果を得られるアルゴリズムという位置づけになります。ただし、もちろん最もいい結果を見逃してしまう可能性はありますので、膨大になりすぎない数であれば完全アルゴリズムを使った方が正確な結果が得られることもあります。
MT5の最適化ではヒストリカルデータの精度も4種類から選択できます。
最も精度が高いのは、ブローカーの配信したティックがそのまま利用できる「リアルティックに基づいたすべてのティック」ですが、バックテストスピードを上げたい場合は「全ティック(疑似ティック)→「1分足OHLC」→「始値のみ」の順に精度を落とすと、その分スピードが向上します。
EA最適化のやり方
MT5ではデフォルトでストラテジーテスター機能が表示されていないため、まず上部メニューの「表示」から「ストラテジーテスター」をクリックします。


最初に表示される「概要」タブのメニューから「最適化を完了」をクリックします。


「設定」タブで、最適化のためのバックテストの条件を設定します。ここからは、特に重要な7点について紹介します。


- エキスパート
- 銘柄
- 時間足
- 日付
- モデル
- オプティマイズ
- オプティマイズ基準
このうち、設定を忘れてしまいがちですが重要なものが⑦のオプティマイズ基準です。
このオプティマイズ基準は、完全アルゴリズム(総当たり)の場合は結果の並べ替えや分布図による可視化にしか使われないため、あまり気にする必要はありません。ここで選んだ基準を基に成績の並べ替えが行われますが、最適化が終わった後に簡単に並べ替えられます。
一方、遺伝的アルゴリズムの場合、このオプティマイズ基準はどの個体(パラメータセット)を「良いもの」として次世代に残すかの評価指標になるため、最適化結果そのものに影響します。
バックテストを高速化したい場合は、「リアルティックに基づいたすべてのティック→全ティック→1分足OHLC→始値のみ」の順にヒストリカルデータの精度を下げてください。また、「オプティマイズ」欄で「遺伝的アルゴリズム」を選択しても高速化できます。
先ほどのバックテストの基本の条件に加えて、より詳しい設定をしたい場合は以下の項目が変更できます。


- 銘柄設定
- フォワードテスト
- 延滞
- 取引設定(手数料設定・プライスボード・証拠金設定)
- 入金・通貨
- レバレッジ
これらの項目のうち、内容がわかりにくい「銘柄設定」「フォワードテスト」「延滞」について詳しく解説します。
まずは①の銘柄設定です。ドルのマークをクリックすると、取引銘柄の仕様が表示されます。変更不可の項目もありますが、「スプレッド」など一部の項目は設定を変更することができます。


フォワードテスト機能はデフォルトでは「キャンセル(非適用)」になっていますので、利用したい場合は、「1/2」「1/3」「1/4」「カスタム」のいずれかを選択し、カスタムの場合は具体的な期間を入力してください。ここで選択した期間で前半と後半に分割され、それぞれの成績を比較できます。
MT5ストラテジーテスターの「延滞」は、注文が約定するまでの遅延時間(約定ディレイ)をシミュレートする機能です。デフォルトでは「遅延ゼロ、理想的な実行」に設定されていますが、自分の環境で実測した約定ディレイ(サーバーPingなど)に近い値を入れておくと、リアルトレードにより近い結果が得やすくなります。
最適化したいパラメータにチェックを入れ、「スタート」「ステップ」「ストップ」の値を入力します。


最適化は、パラメータの数字を少しずつ変化させて様々な組パラメータのみ合わせでバックテストを行い、最も成績のいい組み合わせを探し出す作業です。「スタート」に入力した値からバックテストを始め、次のグループでは「ステップ」に入力した値分数値を増加させてバックテストを行います。パラメータが「ストップ」の値まで増加したら、最適化が終了します。
「エージェント」タブで最適化に使用するエージェントを設定します。デフォルトではMT5が入っているPCの全てのコアで個々のバックテストが並列処理されますが、動作が重くなるのを避けたい場合などは、一部のエージェントを無効化してください。
無効化するエージェントの上で右クリックしてメニューを表示させ、「無効化」をクリックすると、そのエージェントではバックテストは行われません。


自分の所有するほかのPCやVPSで最適化を分散処理する「ローカルネットワークファーム」や、他人のPCのリソースをレンタルする「MQL5クラウドネットワーク」を利用する場合はも、「エージェント」タブから設定します。


詳しい設定方法はこちら↓↓↓↓↓


ステップ数の一番下にある数値を確認して、問題なければ「スタート」ボタンをクリックします。


最適化にかかる時間を短縮させた場合は、「ステップ」列の数字を増やすことが有効です。ステップを例えばMACDの期間について「3」に増やすと、期間が「12」「15」「18」でバックテストが行われます。一方、ステップを「1」にすると、「12~20」までの全ての期間についてバックテストが行われます。
最適化が終わると、「オプティマイズ」タブに成績順で全てのバックテスト結果が並べられます。


最適化結果の見方
最適化が終わると、「オプティマイズ」タブに成績順で全てのバックテスト結果が並べられます。どの基準で並べ替えるかは、上部の「結果・損益・取引数・期待利得・ドローダウン%」のうち並べ替えたいものをクリックすると切り替えられます。


デフォルトで表示される並べ替えの基準はこの5種類ですが、実はほかにも並べ替えの基準を選択することができます(プロフィットファクター・リカバリーファクター・シャープレシオ)。「オプティマイズ」タブを右クリックすると、現在は表示されていない項目がわかりますので、表示させたいものにチェックを入れてください。


また、バックテスト結果一覧の各結果(パス)をダブルクリックすると、そのパスの詳しい結果を確認することができます。


あらためてバックテストをしますので少し時間がかかりますが、完了すると「バックテスト」「グラフ」タブで詳しい結果が確認できます。




MT5ストラテジーテスターのインジケーターのバックテスト方法
MT5ストラテジーテスターの「インジケーターのバックテスト」は、過去の価格データ上でインジを動かしながら、「どんなタイミングでシグナルが出るか・相場に対して有効化どうか」を検証する機能です。
MT5標準搭載のインジケーターは利用できず、拡張子が「ex.5」になっているカスタムインジケーターが対象です。


インジケーターのバックテストのメリット
EA(自動売買)のバックテストが「注文・損益を自動で検証する」のに対して、インジケーターのバックテストはインジケーターを表示させるだけなので、有効性の検証は手動でする必要があります。
バックテスト機能で表示させると、通常のチャート上に表示させるのと比べて、先のチャートが見えない状況で検証できるというメリットがあります。



リペイントのあるインジの検証に便利だポン!
インジケーターのバックテストのやり方
MT5ではデフォルトでストラテジーテスター機能が表示されていないため、まず上部メニューの「表示」から「ストラテジーテスター」をクリックします。


メニュー一覧から、「インディケータ」をクリックします。


①バックテストするインディケータ、②銘柄、③時間足、④日付、⑤モデルを選択し、右下の「スタート」をクリックします。


インディケータの場合はあまり調整するメリットがありませんが、時間足の横のドルマークでは、EAと同様にスプレッドなどを設定できます。
新しく開らかれたウィンドウ内のチャート上で、過去チャートを再生しながらインジケーターのシグナルやラインの表示を確認できます。


MT5ストラテジーテスターの3大機能を使ってみよう!
MT5ストラテジーテスターには豊富な機能があります。EAのバックテスト・EAの最適化・インジケーターのバックテストが3大機能ですが、全部使ったことがない方も多いのではないでしょうか。
気になる機能があった方は、この記事を参考にしてぜひ使ってみてください!
MT5のEAやインジケーターは日本ではまだ販売されている数が少ないですが、海外サイトでは量が増えてきています。詳しくはこちら↓↓↓↓↓


圧倒的な低スプレッド!
対象銘柄多数のスワップフリーで人気!
※Exnessは口座開設ページが日本語非対応ですが、マイページは日本語に対応しています。
TradingViewのチャートも使える!
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- MT5ストラテジーテスターでEAのバックテストをするには、まず何を準備すればいいですか?
MT5ストラテジーテスターでEAのバックテストをするには、テストしたいEAファイル(.ex5)と、対象通貨ペアのヒストリカルデータの2つを準備します。EAファイルをMT5にインストールし、ヒストリカルデータが十分あることを確認してからストラテジーテスターを起動します。
- 「リアルティックに基づいたすべてのティック」「全ティック」「1分足OHLC」「始値のみ」はどれを選べばいいですか?
スキャルピングなど短期売買で精度が重要なEAは「リアルティックに基づいたすべてのティック」または「全ティック」、中長期向けやざっくり傾向を見たいときは「1分足OHLC」や「始値のみ」を使うのが目安です。まずは「1分足OHLC」で大まかな傾向を確認し、最後の精査で「リアルティックに基づいたすべてのティック」や「全ティック」を使う流れが扱いやすいです。
- MT5ストラテジーテスターでEAを最適化をするときの注意点は何ですか?
MT5ストラテジーテスターでEAを最適化するとき、パラメータ範囲を広げすぎて総当たりすると、ヒストリカルデータにだけ過剰にフィットした設定(カーブフィッティング)になりやすい点に注意が必要です。論理的に意味のある範囲に絞り、別期間やフォワードテストで同じ傾向が出るかを確認してから採用するようにします。
- MT5ストラテジーテスターのEAバックテストの結果は、どこを重点的にチェックすればいいですか?
MT5ストラテジーテスターのEAバックテストでは、総損益や勝率だけでなく、最大ドローダウン、プロフィットファクター、取引回数、連敗数などのリスク指標をあわせて確認します。損益グラフもチェックし、一時的な大きな落ち込みがないか、全体として無理なく耐えられる右肩上がりになっているかを見て判断します。
- MT5ストラテジーテスターのバックテストで良い結果だったEAは、そのままリアル口座で使っても大丈夫ですか?
MT5ストラテジーテスターのバックテストだけでいきなり本格運用するのは危険なので、必ずフォワードテストを挟むべきです。デモ口座や小ロットのリアル口座で一定期間動かし、バックテストと近い挙動・成績になるかを確認してから資金を増やすようにしましょう。










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