MT5のネッティングアカウントとヘッジアカウントの違いは?

MT5のネッティングアカウントとヘッジアカウントの違い

MT5には、「ネッティングアカウント」と「ヘッジアカウント」があるという話を聞いたことがある人もいるでしょう。

結論から言えば、日本人を受け入れている主要な海外FX業者で、ネッティングアカウントを採用しているところはほとんどありません。なので、あまり気にする必要はなく、基本的にヘッジアカウントと考えてOKです。

らっこ

ネッティングアカウントは少数派だから、採用しているブローカーでは注意書きが掲載されているはずだっコ!

ネッティングアカウントはもともと株や先物の取引を想定して設計されており、海外のブローカーではネッティング口座が普通に使われています。しかし、日本では株式をMT5を取引できる会社が少ないため、ネッティングアカウントはほとんど見かけません。

一般ユーザーにはほぼ無関係ですが、例外的に自動売買(EA)ユーザーはコピートレードツールなどで「ネッティングアカウント」「ヘッジアカウント」という用語を目にすることがあるかもしれません。

あわせて読みたい
【初心者でもわかる】FX自動売買(EA)とは!?メリット・デメリットから注意点まで徹底解説! FX投資はリスクとリターンのバランスから多くの投資家にとって魅力的な選択肢ですが、市場の変動や情報により自分で取引をすることが難しいと感じる方もいらっしゃるか...
たぬき

「ヘッジアカウント」に適用されるルールだけ読めば大丈夫だポン!

この記事では、ネッティングアカウントの仕組みやポジションの持ち方のシュミレーション、EA界隈での使われ方を簡単に説明します。

新規口座開設ボーナスありの大手業者!

VantageTradingのキャンペーンバナー

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

あわせて読みたい
金利13%もらえる!VantageTradingのVプレミアム預金とは? 最近人気が急上昇中の海外FXブローカーのVantageTradingは、驚異の最大金利13%のサービスを提供しています。 VantageTradingで「金利13%!Vプレミアム預金」の参加口座...
目次

MT5ネッティングアカウントとは?

「ヘッジ」というのは両建てのことなので、ヘッジアカウントというのは「両建て可能なアカウント」のことです。日本人向けの海外FX業者はほとんどすべてヘッジアカウントなので、いわゆる「普通のアカウント」です。

その反対の「ネッティングアカウント」とは、ざっくりいうと「両建て不可のアカウント」になります。

このネッティングアカウントはMT5で初めて導入されました。

それでは、ネッティングアカウントについて以下の3点から紹介します。

  • ネッティングアカウントは両建て不可
  • 1つの銘柄につき1つのポジション
  • ネッティングアカウントのメリットは?

ネッティングアカウントは両建て不可

「両建て不可」というのがどういう状態かというと、例えばドル円の「売りポジション」と「買いポジション」を同時に保有することができないということです。

「売りポジション」を1ロット保有している状態で「買いポジション」を1ロット発注すると、「買いポジション」が追加されるのではなく、1ロット分の「売りポジション」が決済されます。

両建てについて詳しくはこちら↓↓↓↓↓

あわせて読みたい
FX両建てとは!?メリット・デメリットや注意点まで徹底解説! 今回の記事では FX初心者の皆様へ向け 『両建て』について徹底的に解説しました! この記事では、こんな疑問が解決できます!!! この記事でわかること 両建てとは!?...

1つの銘柄につき1つのポジション

ネッティングアカウントは、イメージしやすいように「両建て不可」と説明しましたが、もっと正確に言うとネッティングアカウントは「1つの銘柄につき1つのポジションしか持てない仕様」です。

つまり、例えばドル円1ロットの「買いポジション」を持っている段階で、さらに1ロットの「買いポジション」を注文すると、2つのポジションが合体されて、MT5の保有ポジション欄には「2ロット分の買いポジションが1つだけ」表示されます。

ネッティングアカウントのメリットは?

ネッティングアカウントのメリットは、ポジションを一つにまとめられるため、管理が楽になることです。

複数ポジションを持っていると、ある銘柄につきどの程度の取引量(リスク)を抱えているのかがわかりにくくなりますが、ネッティングアカウントでは一目でわかります。

このメリットと両建てができないというデメリットとの兼ね合いを考えると、FX取引では一般向きではないため普及していないものと思われます。

あわせて読みたい
FXの資金管理法!リスクを一定に保つための3ステップ FXの資金管理って難しいですよね。「リスクを一定にしよう」と思っても、取引ごとに損切り幅を変えると、取引量をどう調整すれば良いのか?悩んでしまう方も多いと思い...

MT5ネッティングアカウントのシュミレーション

MT5ネッティングアカウントのルールをまとめると下記の通りですが、実際にMT5の操作画面で確認してみましょう。

ネッティングアカウントのルール

・同一銘柄の売りポジションと買いポジションを同時に保有することができない

・同一銘柄の同じ売買方向のポジションを持った場合、同じチケット番号で追加される

保有ポジションと逆のポジションを追加する

MT5ネッティングアカウントで、保有ポジションと逆方向のポジションを発注した場合でシュミレーションしてみます。

今、ビットコイン(BTCUSD)の買いポジションを0.01ロット持っているとしましょう。

MT5ネッティングアカウントの買いポジション

この状態から、売りポジション0.01ロット分の注文を入れると、上記の買いポジションが決済されます。

一方、買いポジションの0.01ロット分よりも多い0.02ロット分の売りポジションの注文を入れると、この0.02ロット分が、買いポジションの決済(0.01ロット分)と、新規売りポジション(0.01ロット)に分割された結果、0.01ロット分の売りポジションに変化します。

MT5ネッティングアカウントの売りポジション

保有ポジションと同じポジションを追加する

今度は、保有ポジションと同じ方向のポジションを発注した場合でシュミレーションしてみます。

買いポジション0.01ロットを持った状態から、さらに買いポジション0.01ロット分を発注すると、買いポジション0.02ロット分に変化します(ナンピン・ピラミッティング)。

MT5ネッティングアカウントの合計ポジション
あわせて読みたい
FXナンピンとは!?基礎からメリットやデメリット迄、詳しく解説! あなたは、『下手なナンピン、スカンピン』という相場の格言をご存知でしょうか? 意味は、『下手にナンピンをすると、すっからかんになりますよ!』という意味です。 ...

MT5ネッティングアカウントでは、どのパターンでも、「1銘柄につき1ポジション」しか保有できないということがわかりましたね。

もちろん、別銘柄であれば別のポジションになりますので、例えばビットコイン(BTCUSD)とライトコイン(LTCUSD)のポジションを1つずつ持っている場合などは、ポジション一覧が複数になります。

MT5ネッティングアカウント

EAの取説でMT5ネッティングアカウントを見かけたら?

FXの自動売買(EA)は基本的にヘッジアカウントを想定して作成されるので、ネッティングアカウント・ヘッジアカウントという用語を一般ユーザーが見かけることはほとんどありません。

ただし、コピートレード用のEAなどでは、「ネッティングアカウントの場合の挙動」「ヘッジアカウントの場合の挙動」がそれぞれ取り扱い説明書に記載されることがあります。

この場合は、「ヘッジアカウントの場合の挙動」のみ理解しておけば問題ありません。

あわせて読みたい
MT5ストラテジーテスターの使い方は? EA・インジのバックテスト・最適化の方法を解説 MT5のストラテジーテスターは、「自作・購入したEA・インジケーターが本当に通用するのか?」を過去チャートで検証できる強力な機能です。 インジケーターもバックテス...

MT5ネッティングアカウントはFXでは使われない

FXの取引に使う場合、MT5ネッティングアカウント(Netting)のメリットはあまりないです。FXでは、両建てを戦略に含めている人も多いので、ネッティングアカウントでは不便になってしまいます。

実際、FXではネッティングアカウントの採用ブローカーは少なく、世界的にヘッジングアカウントが主流です。そのためEA開発者以外はあまり気にする必要はありません。

例外的に、FXProはデフォルト状態でネッティングアカウントになっています。別途申請すればヘッジアカウントに切り替えられるそうです。

FXProは日本人顧客獲得に力を入れている海外FX業者ではありませんが、オフショア法人で日本人を受け入れており、公式サイトを日本語に切り替えることもできます。

ハイレバで仮想通貨FXができるFXGT!

FXGTキャンペーンバナー

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

あわせて読みたい
【FXGT】仮想通貨で人気No.1の海外FX業者! メリット・デメリットを徹底解説 FXを試してみたい仮想通貨(暗号資産)ユーザーや、FXブローカーの口座にある資金で仮想通貨トレードをしたい人のために、仮想通貨の取り扱いがある海外FX業者を紹介し...
MT5のネッティングアカウントとヘッジアカウントは、どちらが一般的なのですか?

FX業界ではヘッジアカウントが主流で、国内外の多くのFXブローカーがヘッジ方式を採用しています。一方、ネッティングアカウントは株式や先物、インデックスなどで採用されることが多く、海外のブローカーではネッティング口座が普通に使われています。しかし、日本では株式をMT5を取引できる会社が少ないため、ネッティングアカウントはほとんど見かけません。

MT5のネッティングアカウントでは、なぜ同じ銘柄で両建てができないのですか?

MT5のネッティングアカウントは「銘柄ごとに常に1つのポジションで管理する」という仕組みだからです。新規で反対売買を行うと、新しいポジションが追加されるのではなく、既存ポジションの数量や方向が調整されるため、結果的に両建ては存在しなくなります。

MT5ネッティングアカウントでは、同じ方向のポジションを追加したときにどのようにポジションがまとめられますか?

MT5ネッティングアカウントでは、同じ方向に追加エントリーすると、既存ポジションと新規ポジションが自動的に統合されます。このとき、数量は合算され、一つの大きなポジションとして管理されます。

MT5ネッティングアカウントのメリットとデメリットは何ですか?

MT5ネッティングアカウントのメリットは、常に純粋なネットポジションだけを管理するため、ポジション管理やリスク把握がシンプルになる点です。一方デメリットは、同一銘柄での両建てやチケット単位の細かい建玉管理ができないことです。

海外FXで取引するうえで、ネッティングアカウントについてどの程度意識しておく必要がありますか?

多くの海外FX口座はヘッジ方式のため、通常の裁量トレードではネッティングを強く意識する場面は多くありません。ただし、MT5用EAを使う場合や株価指数・CFDなどを扱うブローカーを利用する場合は、口座がネッティングかヘッジかを確認し、その仕様に合ったEAや運用方法を選ぶことが重要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

カメレオンのアバター カメレオン 自動売買トレーダー

海外FX・自動売買歴5年。MT4・MT5にも詳しく、当サイトでは、裁量トレーダー向けのMT4・MT5の操作方法や、自動売買(EA)・EAのプログラミング(MQL4・MQL5)、インジケーターの解説記事を担当しています。MT4・MT5は高性能なツールですが、その機能の一部しか把握していない人も多いです。MT4・MT5をさらに活用するための方法をお届けします。

コメント

コメントする

目次