FX「リスクオン・リスクオフ」とは?わかりやすく影響と傾向・見分け方について解説!

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本記事では、良くニュースで見かける「リスクオン・リスクオフ」について、FXを行う上で知っておくべき知識を中心に徹底的に解説しています。

FX市場で戦う上で「リスクオン・リスクオフ」を理解することは、「マーケットの大きな流れを理解すること」や「無駄な損失を避けること」など様々な利点があります。

なぜならマーケットは、テクニカル的な要因やファンダメンタルズのほかに、相場のムード(リスクオンムードorリスクオフムード)が相場の方向性に関与していることが非常に多くあるからです。

本記事で学べること
  • リスクオン・リスクオフが市場にもたらす影響と傾向について
  • リスクオン・リスクオフの見分け方について

FX初心者の方にわかりやすく解説しておりますので、ぜひ!最後までお付き合い下さい!

目次

FXのリスクオン・リスクオフとは?

まずは、FXのリスクオン・リスクオフの違いについて解説します。

リスクオン

FXのリスクオンとは、経済の成長や、企業の業績拡大への期待が高まったり、地政学的リスクが後退したときに投資家がリスクと取っても良いと判断し、「株式」や「新興国通貨」等のリスクが高い資産を買う動きのことです。

つまり、「現在安心して投資をできる状況」のことです。投資家たちがガンガンと投資をする状態ですね。

地政学的リスクとは、特定地域において、政治的混乱・テロ・周縁国との軍事的緊張の高まり等により、政情や経済状況の不確実性が高まることを言います。2022年に始まったロシアによるウクライナ進攻や、2026年にイランがホルムズ海峡を閉鎖した危機などのことです。

仮想通貨もリスクオンで上昇します。

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リスクオフ

リスクオフとは、経済成長や企業の先行き不安が高まったり、地政学的リスクが高まったときに時、投資家が株式や新興国通貨などリスクが大きい資産を手放し、比較的リスクが小さい、安全資産とされている国債などの資産に資金を振り替える動きのことです。

新興国通貨」や「」または商品先物市場の「原油」を売って、安定した通貨である「日本円」や「アメリカドル」を買う動きのこともいいます。

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つまり、「現在安心して投資をできない状況」のことです。投資家たちが消極的になり投資を控える状態ですね。

リスクオフで買われる資産・売られる資産は毎回同じではなく、状況に応じて変わります。

例えば原油は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が停滞するとみなされた2020年前半には需要急減への懸念から大きく売られましたが、一方で2026年にイラン情勢を背景にホルムズ海峡の封鎖が宣言・継続された局面では、供給不安が意識されて原油価格が急騰しました。

リスクオン・リスクオフのFX市場への影響は?

複数画面でチャートを見ている様子

リスクオン・リスクオフはFX市場にも影響を与えます。

それぞれのパターンで買われる通貨・売られる通貨について詳しく見ていきましょう!

リスクオンで買われる通貨

リスクオンになるとFX市場では、一般的にリスクが高いと考えられている「資源国通貨」高金利通貨」が買われる傾向があります。

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資源国通貨とは、鉱物資源やエネルギー資源、食料資源などを産出し、それを主要な輸出品としている国の通貨のことです。代表的な通貨としては、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、ブラジルレアルなどが挙げられます。資源価格や世界景気に連動しやすい、高金利であることが多いといった特徴から、リスクオンで買われる傾向があります。

高金利通貨は、他の国と比べて政策金利(中央銀行が決める基準金利)が高い国の通貨のことです。代表的な通貨としては、南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラなどが挙げられます。高い金利による収益が期待できる半面、政情不安や急激なインフレなどで大幅な通貨安に見舞われてしまうリスクがあるため、リスクオンで買われ、リスクオフで売られます。

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その他、英ポンドなどのボラティリティが高い通貨も、リスクオンで買われる傾向があります。

リスクオフで買われる通貨

リスクオフになると、投資家がリスクを避けることで、安定している通貨が買われる傾向があります。

以前は円、米ドル、スイスフランなどがリスクオフで買われる通貨とされていましたが、日本円については2010年代後半〜2020年代前半頃から状況が変わっています。

日本の超低金利・マイナス金利が長期化し、金融緩和と財政悪化への不安から「安全資産」というより「金利が付かない通貨」「構造的な円安トレンドの通貨」として見られる場面が増えているからです。

米ドルとスイスフランは引き続きリスクオフで買われる傾向があります。米ドルは基軸通貨・外貨準備の中心であり、「世界で一番大きな安全資産マーケット」という意味で常に買い手が付きやすく、一方スイスフランは「小さいけれど質の高い安全資産」として、欧州危機や地政学リスクのときに特に選好されます。

リスクオン・リスクオフのFX市場での見分け方!

コインを測っている様子

リスクオフ・リスクオンを見分ける際には以下が参考になります。

  • 株式市場
  • VIX指数(恐怖指数)
  • 安全資産・リスク資産

株式市場

まず一番わかりやすいのが、株式市場の動きです。日経平均やNYダウ、S&P500などの主要株価指数がそろって上昇している局面では、投資家が「リスクを取りに行っている=リスクオン」と判断しやすくなります。

逆に、株価が急落している、あるいは下落トレンドが続いている局面では、「リスク資産を手仕舞いして安全資産に逃げている=リスクオフ」と読みやすい状況です。

FX目線では、「株高なら資源国通貨・高金利通貨買いが出やすい」「株安ならドル買い・スイスフラン買いが出やすい」といったざっくりした相関をイメージしておくと、クロス円やドルストレートの方向感を掴みやすくなります。

もちろん相関が崩れる局面もありますが、「株がリスクオン/オフを示しているか」は、環境認識の入り口としてかなり使える軸です。

たぬき

ポジションを持つ前に、天気予報的に株価を一回見る習慣を付けておくと、負けトレードを減らせるポン

VIX指数(恐怖指数)

次にチェックしたいのが、VIX指数いわゆる「恐怖指数」です。VIXはS&P500オプションのインプライド・ボラティリティから算出される指標で、「市場参加者がどれくらい先行きの変動を恐れているか」を数値で表しています。ざっくり言うと、数値が低ければリスクオン寄り、高ければリスクオフ寄りです。

S&P500とは、米国の代表的な500銘柄の時価総額を加重平均して数値化したもので、アメリカの大企業の株価平均を示すものです。

通常VIX指数は、市場が安定している状態と言われる10~20で推移しています。

ただし、VIX指数が30以上になると市場に対する恐怖感が強くなってきている警戒領域になり、40以上にもなればリスクオフムードになっていると判断できます。

ちなみに、コロナショックの下落相場では、VIX指数は85.47まで上昇しました。

安全資産・リスク資産

最後に、「安全資産とリスク資産のどちらにお金が集まっているか」を見る方法があります。ここではFXだけでなく、債券・コモディティも含めた資金フローの方向をざっくりチェックします。

リスクオンの典型パターンは、「株式が買われる」「高金利通貨・資源国通貨が買われる」「国債は売られて利回りが上昇する」「金価格が下落する」といった組み合わせです。

リスクオン時に国債が売られるのは、「安全資産に置いていたお金を、よりリターンの大きいリスク資産に移す動き」が起きるからです。

逆にリスクオフになると、「株式が売られる」「ドル・スイスフランなど安全通貨が買われる」「国債が買われて利回りが低下する」「金価格が上昇する」といった現象が起こります。

完全に教科書どおりに揃うことは少ないですが、「安全資産(国債・金・ドル・フラン)が同時に買われているか」「リスク資産(株・資源国通貨・新興国通貨)が同時に売られているか」という“全体の並び方”を意識しておくと、その日の値動きが「ノイズなのか、センチメントの変化なのか」を見分けやすくなります。

FX「リスクオン・リスクオフ」のまとめ

まとめ

今回は、FX市場における「リスクオン・リスクオフ」の影響・傾向について詳しくまとめました。

今、市場はどのような状況なのか?

環境認識として、「リスクオン・リスクオフ」を理解し、気づけることは無駄な損失を避けれることや、大きな利益を得ることにも繋がります。

そのためには「VIX指数(恐怖指数)」や単一通貨だけは無く複数通貨や商品「日経平均」、「ダウ平均」、「クロス円」、「ドルストレート」を確認にすることが非常に重要です。

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この記事を書いた人

大手海外FXブローカー・XMTrading使用歴6年。細かい情報まで徹底解説します。テクニカル・ファンダメンタルズの記事を多数執筆し、FX検証ソフト・フォレックステスターの解説も担当。

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