信頼性が高いと言われている国内FX。
しかし、その信頼性は主に日本の法律で定められている信託保全の制度があることに由来しており、個々の国内FX業者の運営方針には批判の声もあります。特に一部の国内FX業者ではスキャルピングを理由としたものと思われる口座凍結が頻発しています。
今回は特にヒロセ通商とJFXで口座凍結が発生したとの情報についてX(Twitter)の投稿を2年分確認し、実際にどれくらい口座凍結の報告があるのかを調査しました。また、なぜ凍結されてしまうのかや海外FXの口座凍結との違いについて解説します。
たぬき実は海外FXの方が凍結報告は少ないポン
- ヒロセ通商・JFXで口座凍結された理由は何!?
- 国内FXと海外FXではどちらが口座凍結されやすい!?
- 口座凍結されると利益も取り消される!?
本記事は、2026年3月時点で著者がX(Twitter)の該当投稿を実際に確認したうえで執筆しています。引用元の投稿には本文中から個別にリンクしています。
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ヒロセ通商・JFXの口座凍結理由はスキャルピング?
国内FX業者の中で特に口座凍結の噂が多いヒロセ通商とJFXは同系列の会社です。両社ともスキャルピングOKをうたっていますが、実際にはスキャルピングが理由で口座凍結させられるとの疑惑が上がっています。
今回は、2026年3月の時点で2年間遡って「ヒロセ通商 口座凍結」「JFX 口座凍結」のキーワードが含まれるX(Twitter)投稿を調査しました。
「自分が口座凍結を受けた」と明確に報告している投稿だけでも以下の数がありました。(ヒロセ通商とJFXの重複2件)
| キーワード | 件数 |
|---|---|
| ヒロセ通商 口座凍結 | 4件 |
| JFX 口座凍結 | 6件 |
もちろん、匿名のXなので虚偽報告の可能性もありますが、2年間でこれだけの数の報告が出ているということは実際に口座凍結が発生している可能性は高いと思われます。
ヒロセ通商・JFXの口座凍結について、まずは以下の点から詳しく解説します。
- 口座凍結の名目はシステム売買
- 理由不明のケースも
- 「スキャルピングが原因」との理解が一般的
口座凍結の名目はシステム売買
Xには実際にヒロセ通商・JFXに口座凍結されたと主張する人からの報告がキャプチャつきで多数上がっていますが、それによると、ヒロセ通商・JFXから通知される口座凍結理由の一部は「システム売買」になっているそうです。


しかし、システム売買はやっていないと証言するユーザーも多く、スキャルピングで稼いでいるトレーダーを追い出すために便宜上システム売買を理由として使っているのではないかとの疑いがもたれています。
基準は不明ですが、「5分以内」などの短い取引について「自動売買とみなして禁止」という対応を取られてしまうと、スキャルピングOKの国内FX業者でも実質的にスキャルピングを禁止できてしまいます。
国内FX業者の取引プラットフォームは通常自動売買には対応していません。しかし、その状態でも「ブラウザ上でボタンを押したことにする」操作が可能な専用システムを使えば自動売買を行うことは可能です。こうしたツールは主にバイナリーオプションで使用されますが、利用規約違反になる可能性が高いためご注意ください。


理由不明のケースも
今回調査した2年間分以外にも、「システム売買」を理由とした口座凍結の通知されたキャプチャ付きの報告はいくつか行われています。
しかし、具体的な理由を教えてもらえないケースもあるようです。


約款34条(解約)と35条(サービス利用の制限)が根拠になっていることは共通ですが、どちらもかなり広範な理由が列挙されたもので、単にこの条項を根拠にされると、素人には全く理由がわからない状態で解約されることになってしまいます。


34条と35条の中で、具体的な理由を示す番号が明示されることもあるようですが、「何も取引していない」状態で口座凍結されたケースも報告されています。


(11)お客様が本取引を行うにあたり、本システム、通信機器、端末機器、接続回線またはプログラムの不正な操作または改変等または本システム以外のツール等により、本システムおよび約款等が想定する適切、適正な方法以外の方法による取引または本システムでは通常実行できない取引を行ったと当社が判断したとき
「スキャルピングが原因」との解釈が一般的
ヒロセ通商・JFXは理由を説明せずに口座凍結するケースも多いようですが、ユーザーの間では口座凍結の理由はスキャルピングであるとの解釈が一般的です。






なぜヒロセ通商・JFXでは口座凍結が問題になるの?
X(Twitter)を見ると、ヒロセ通商・JFXでの口座凍結はかなり多い印象です。
口座凍結が問題になる理由は、国内FX業者の中では珍しく「スキャルピング歓迎」を打ち出しているにもかかわらず、一部のスキャルピングトレーダーを口座凍結しているからかもしれません。


ちなみに、スキャルピングが得意なFX系インフルエンサーのスキャトレふうた氏もJFXをおすすめしています。


ここからは、国内FX業者はなぜスキャルピングを嫌がるかについて、FX会社の利益構造の問題を含めて解説します。
- スキャルピングはカバー取引が難しい
- FX会社のカバー取引の例
- 海外FX業者は100%カバーの場合もある
スキャルピングはカバー取引が難しい
ヒロセ通商・JFXは自動売買を名目にして一部のスキャルピングトレーダーを追い出そうとしている疑惑をかけられていますが、ほかのFX会社はそもそもスキャルピングに対しては消極的な姿勢です。
ヒロセ通商・JFXは「スキャルピング歓迎」を打ち出しているため、スキャルピングトレーダーの母数が多くなった結果、口座凍結事例が目立っている可能性があります。
スキャルピングがFX会社に嫌われる理由は、カバーの難しさとシステム負荷です。
通常の状態だと、トレーダーが勝ってしまうとFX会社はその分損失となります。しかし、「カバー取引」といって、そのトレーダーのポジションを別の金融機関(リクイディティプロバイダー)にそのまま発注すれば、そのトレーダーが勝っても負けても手数料分の利益を得ることができます。
しかし、カバー取引を発注する際にはリクイディティプロバイダーが提示するスプレッドや取引手数料を支払う必要があります。このため、国内FXのようにスプレッドが非常に狭い業者でカバー取引をしてしまうと利益が上がらなかったり逆に損失になったりしてしまいます。
そのため、国内FXはカバー取引が少ないといわれています。一般社団法人 金融先物取引業協会の資料ではカバー率は30%程度です。(社内で買い注文と売り注文を相殺しているものを除きます)




スキャルピングで1日に何回もカバーしていない取引で利益を上げられるとFX会社としては困るということですね。
ちなみに、SBI FXトレードについて3年分のX投稿を対象に同様の調査を行いましたが、口座凍結されたとの報告はゼロでした。SBI FXトレードは手動でのスキャルピングを禁止していませんが、積極的にスキャルピングトレーダーを呼び込んでいるわけではありません。


FX会社のカバー取引の例
カバー取引の方針について公開されている情報は少ないですが、例えばGMOクリック証券が2018年に金融庁に提出した資料によると、このような方針でカバーされているそうです。
顧客との取引によって発生したポジションを通貨ペア毎にリアルタイムでネッティング(マリー)し、未カバーポジション額が予め設定した閾値を超えた場合にカバー取引注文を自動発注する仕組み(システム)を構築しています。当該閾値の上限は、自己資本規制比率への影響等も勘案し、月次の取締役会にて決議する態勢としています。
書き方が少し複雑なので、具体的な例で説明します。
- FX会社が許容できるリスクがドル円200ロット分とします。
- ドル円200ロットの買い注文をしているトレーダーと、ドル円100ロットの売り注文をしているトレーダーがいた場合は、100ロット分はFX会社内で売り注文と買い注文を相殺できるため、レートがどちらに動いてもFX会社の損失はありません。残りの100ロット分はFX会社の損失となるリスクがありますが、会社が許容できるリスク範囲内の200ロットに収まっているのでカバー取引は発注されません。
- ドル円500ロットの買い注文をしているトレーダーと、ドル円100ロットの売り注文をしているトレーダーがいた場合は、FX会社が抱えているリスクが400ロット分となり、許容できる200ロットを超えるので、カバー取引が発注されます。
海外FXでは100%カバーの場合もある
国内FXではスキャルピングが禁止されている場合が多いですが、海外FXはスキャルピングを禁止している会社の方が珍しいです。
それは、もともとスプレッドや取引手数料などの取引コストが高いため、注文が入ったら自動でカバー取引を発注しても利益が残るためです。
国内FXはドル円のスプレッドが0.3pips程度ですが、海外FXでは最も狭いところでも0.6pips程度で、平均的には1pipsを超えます。


どれくらいリスクを取るかはFX会社次第なのでもちろんカバー取引の少ないB-Bookの海外FX業者もありますが、100%カバー取引をしても経営は成り立ちます。そのため、特にスキャルピングを歓迎している海外FX業者ではスキャルピングで口座凍結をされたという話はほとんど聞きません。
ヒロセ通商・JFXで口座凍結されるとどうなる?
X(Twitter)でヒロセ通商・JFXの名前と「口座凍結」のキーワードで検索すると、口座凍結を経験したという投稿が多数あります。
これだけ頻発しているのに利用者が激減しない理由はなぜでしょうか?海外FXのケースと比較して紹介します。
- 利益の取り消しはしていないと思われる
- 海外FX業者は利益の取り消しもあり
利益の取り消しはしていないと思われる
ヒロセ通商・JFXで口座凍結が頻発しても利用者が激減しない理由には、「今後の使用を認めないだけで、既に得た利益を取り消したわけではない」ことがあると思われます。



いわゆる「追い出し」っコ
FXユーザーとしては、あるとき突然口座凍結されてその後の利用ができなくなったとしても、それまで得た利益を満額出金できるのであれば、諦めてほかの国内FX会社に移る人が大半でしょう。しかし、既に得た利益が没収(過去の取引をさかのぼって取り消す)されてしまうと、諦めきれませんよね。
ヒロセ通商の規約を確認すると、「過去の取引まで遡って約定を無効とすることができるものとします」という記載はあるものの、実際の対応としては、既に得た利益はそのまま出金できるケースが多いようです。


このユーザーは、約定の取消が行われる可能性があるとの連絡を受けたものの、結局口座の資金は出金できたとのことです。


海外FX業者は利益の取り消しもあり
海外FX業者も利用規約違反の取引には利益の取り消しや口座凍結の対応を取っています。
悪評が立つのを考慮して、利益の取り消しは最小限に抑えているようですが、それでも実際に事例は発生しています。
「海外FX業者の利用規約違反=利益の取り消し」というイメージがあるため、Xなどで口座凍結が報告される頻度は国内FXの方が多いにもかかわらず、海外FX業者の方が口座凍結に警戒されています。
海外FX業者が利益の取り消しを含む厳しい対応を取る大きな理由は、ボーナスです。
5万円入金したら5万円ボーナスがもらえるといったような豪華なボーナスが提供されているため、これを悪用する「ボーナスアービトラージ」を行う人が後を絶たず、厳しい対応になっています。ボーナスアービトラージは、たとえば以下のような流れで行います。
- A社とB社に5万円ずつ入金する
- ボーナスと合わせて証拠金を各社10万円ずつに増やす
- 2つの口座で両建てをする
- 片方の口座で10万の損失、もう片方の口座で10万の利益を得られるまで両建てする
- 勝った方の口座の20万円を出金する


利益の取り消しが行われる理由のほとんどはボーナスなので、逆に言えば、Exnessなどのボーナスのない海外FX業者では利益の取り消しが行われたという話はほぼ聞きません。



安心して利用できるポン!
ボーナスのメリットは非常に大きいため、リスクとの兼ね合いで選択するのがおすすめです。


ヒロセ通商・JFXの口座凍結で困っている方!スキャルピングなら海外FXもアリ
スキャルピングによるトレードを希望しているのであれば、海外FXも検討してみてはいかがでしょうか?
海外FXではスキャルピングをしても問題ない業者が大半なので、国内FXのように口座凍結のリスクを背負ってトレードする問題がありません。


例えばアキシオリーでは、スキャルピングを認めていると記載していますし、制限も設けていないと説明しています。
国内FXのように表面上認めているだけではなく、スキャルピングOKの海外FX業者は本当にスキャルピングを歓迎しています。この記事で紹介したように、「スキャルピングで勝っているトレーダーがいる場合に利益をFX会社の利益を確保できるかどうか」という構造的な部分が海外FXと国内FXでは異なるため、海外FXにとってはスキャルピングは迷惑ではないのです。
ただ、やはり海外FXと国内FXのスプレッドの違いは大きいため、海外FXはそもそもあまりスキャルピングに向かないというデメリットはあります。
海外FXでスキャルピングをする場合、Exnessやアキシオリーのような、ボーナスなし・低スプレッドの海外FX業者がおすすめです。知名度No.1のXMTradingは基本的にボーナスあり・スプレッド広めの海外FX業者ですが、最近はボーナスなし・低スプレッドのKIWAMI口座も新設しています。


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- ヒロセ通商やJFXでは本当に口座凍結が多いのですか?
ヒロセ通商やJFXが「他社より口座凍結が多いかどうか」を示す公式な統計は公開されていません。しかし、X(Twitter)の投稿を見ると、自分自身が口座凍結の被害にあったと報告している人の数が他社よりも多いようです。
ヒロセ通商やJFXはほかの多くの国内FX業者と異なり、スキャルピングを認めているためスキャルピングトレーダーが口座開設する傾向がありますが、実際にはスキャルピングが理由であると思われる口座凍結が多いようです。
- どんな行為が原因でヒロセ通商・JFXの口座凍結になりやすいのですか?
ヒロセ通商・JFXに口座凍結されたとの投稿を調査すると、「システム売買」が理由と明記されるケースと、理由に言及がないケースがあるようです。
ヒロセ通商・JFXのような取引ツールに自動売買機能がないFX会社の場合、システム売買をするには専用のツールを自前で構築する必要があり、ハードルが高いです。システム売買をしていないのにシステム売買を理由に口座凍結されたとの報告も複数あり、実際の理由はスキャルピングではないかと疑われています。
- ヒロセ通商とJFXはスキャルピング公認なのに、スキャルで口座凍結されることはありますか?
スキャルピングを認めているFX会社であっても、「当社システムに過度な負荷を与える行為」や「当社が不適切と判断する取引」などの表現が規約に盛り込まれているケースが一般的です。そのため、名目上スキャルOKであっても、秒単位の超高頻度スキャルやレイテンシーアービトラージのような手法、自動売買ツールを用いた常識外れの連続注文などは、約款違反として口座凍結の対象になりうると考えた方が現実的です。
ヒロセ通商とJFXは口座凍結されたとの報告がかなり多いため、口座凍結の対象を広めに捉えている可能性があります。
- ヒロセ通商とJFXで口座凍結された場合、口座残高はどうなりますか?
ヒロセ通商とJFXで口座凍結された場合、「新たな取引や入金はできないが、口座残高自体は出金に応じてもらえる」というパターンが多いようです。ただし、利用規約上は利益の取り消しも可能な表現になっていますので、注意が必要です。
- ヒロセ通商・JFXで口座凍結されないようにするには、どんな点に気をつければよいですか?
まず、自動売買ツールの利用のような明確に利用規約で禁止されている行為をしないようにする必要があります。また、実際に自動売買ツールを使っているかどうかは関係なく、判断はヒロセ通商・JFX側が行うため、裁量取引であっても自動売買ツールの利用を疑われないように心がける必要があります。
公式にスキャルピングOKとなっていても秒スキャなどはリスクが高くなるため、特に気を付ける必要があるでしょう。








