海外FX業者の「STP/ECN」「A-book/B-book」「NDD/DD」の違いを詳しく解説!

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海外FX業者の注文の処理方式には、「STP方式かECN方式か」、「A-bookかB-bookか」、「NDDかDDか」などいろいろあってわかりづらいですよね。

用語がたくさんある上に、各海外FX業者が独自の意味で使っている場合もあり、さらにわかりにくくなっています。

この記事では、上記6種類のそれぞれの違いや、特に「STPかECNか」が海外FX業者で実際にどのように使われているかに焦点を当てて解説します!

目次

海外FX業者の「STP方式・ECN方式」「A-book・B-book」「NDD方式・DD方式」の違い

「STP方式・ECN方式」「A-book・B-book」「NDD方式・DD方式」はいずれも、どのように注文が処理されるかを示す用語ですが、注目される点は、海外FX業者がトレーダーの取引の相手となる(相対取引)かどうか、印象の悪い言い方をすると「呑み行為」をしているかどうかの違いです。

海外FX業者がトレーダーの注文を引き受けると利益相反(トレーダーが損をすると海外FX業者が利益となる)の状態が発生するため、ストップ狩りなどの悪質な操作が行われるリスクがあるためと考えられているためです。

らっこ

必ず悪質な行為が行われるわけではないけど、心配している人が多いっコ

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まずはそれぞれの用語の一般的に意味をざっくりと説明します。

A-book・B-bookの違いは?

A-bookとB-bookはブローカーが取引の相手となる(相対取引)かどうか、印象の悪い言い方をすると「呑み行為」をしているかどうかの違いです。呑み行為をしていないA-bookの方がクリーンとみなされていて、トレーダーには人気です。

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STP方式とECN方式の違いは?

A-Bookは海外FX業者がトレーダーの取引の相手にならないので、注文はほかのトレーダーか提携金融機関(リクイディティプロバイダー)が引き受けることになります。この際に処理を行う具体的な方法がSTP方式やECN方式です。

たぬき

どちらもA-bookだポン!

STP方式では、形式上は海外FX業者がトレーダーの注文を引き受ける相手になりますが、同時にその注文内容に対応するカバー取引がリクイディティプロバイダーに自動的に発注され、市場側でヘッジされる仕組みになっています。一方、一方、ECN方式では、海外FX業者は価格形成に介入せず、ECNネットワーク上でほかのトレーダーや金融機関が出した注文と直接マッチングされます。

STP方式とECN方式の定義上の違いはこのようになっていますが、海外FX業者の実際の運用はこれとは違うこともあります。STP方式とECN方式については後で詳しく解説します。

NDD方式とDD方式

NDD方式とDD方式は、約定にディーラーが介入するかどうかの違いです。NDD方式かDD方式かは、A-book、B-bookとは直接関係しません。このあたりが海外FX業者によって定義があいまいな部分で、「機械的に約定させていればNDD方式を名乗れる」という認識の海外FX業者もあります。

このような定義に基づくと、一旦海外FX業者が相手となって約定した後にディーラーがカバーする取引としない取引を選別している、つまりB-Book(呑み業者)でもNDD方式を名乗れることになります。

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なお、国内FX業者は基本的にDD方式なので、さまざまな注文処理方法があるのが海外FX業者のメリットともいえます。

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海外FX業者のSTP方式・ECN方式はどう違う?

ここからは、先ほども紹介したSTP方式とECN方式についてさらに詳しく解説します。

STP方式は、英語の「ストレート・スルー・プロセシング」の略で、直訳すると「一直線の処理」です。一方ECNは「電子通信ネットワーク」の略です。

海外FX業者が取引を操作することなくすぐにカバー取引を行うため、STP方式も安全性の高い注文処理方法と考えられています。STP方式でもクリーンだと考えられていますが、ECNの方が全く関与がないという点でさらにクリーンなイメージを持たれています。

ただし、海外FX業者のSTP方式やECN方式は言葉通りの意味で使われていない場合もありますので、それを海外FX業者選びの決め手にするのはあまりおすすめしません。STP方式やECN方式について考える際には以下の点を覚えておくといいでしょう。

  • 実質的な違いはない場合も
  • ECNの定義が違う場合も
  • 一部のみECNの場合も

実質的な違いはない場合も

ECN方式は、仕組み上「狭いスプレッドと定額の手数料」の組み合わせになります。

ここから派生して、単に手数料がスプレッドに含まれている口座タイプを「STP方式」、含まれていない口座タイプを「ECN方式」と呼んでいる海外FX業者もあります。

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完全にECN方式を採用している海外FX業者は少ないと言われていますので、ECN方式を名乗っていても本当にそうかどうかは定かではありません。最近は海外FX業者も自社がSTP方式はECN方式かを明記しなくなっているようです。

スプレッドが完全に連動しているのに片方の口座タイプをSTP、片方の口座タイプをECNとしている海外FX業者は単に名前を変えているだけの可能性が高いです。

透明性の高さでいえば板情報が表示されるのがベストですが、日本語対応の海外FX業者の中で板情報が表示されるところはありません。一見板情報のように見えるものは実は板情報ではないので注意してください! 詳しくはこちら↓↓↓↓↓

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ECNの定義が違う場合も

一般的なECNの定義は「参加者同士の取引をマッチングさせる」ものですが、複数のリクイディティプロバイダーを接続して最良のレートで自動的に約定する仕組みをECNと呼んでいるケースもあるようです。

以下の図は、「リクイディティ・ブリッジ」というツールを介して複数のリクイディティプロバイダー(LP)のレートを集約して約定を行うもので、リクイディティプロバイダー同士のやり取りはありません。このようなツールはブローカーが一般的に利用しています。

画像引用)Takeprofit Tech

一部のみECNの場合も

先ほどのリクイディティ・ブリッジというツールの図には、A-book、B-bookという記載があります。これは、一定の条件を満たした取引をリクイディティ・ブリッジ側で止めてB-book(呑み行為)にし、一部のみをA-bookとしてリクイディティプロバイダーに流すという意味です。

このように「一部のみ広義のECNで、ツールで振り分けている」というパターンもあります。具体的には、勝っているトレーダーの口座やポジションの大きい口座のみA-bookにして、残りはB-bookにするというようなやり方です。

取引の処理方法については海外FX業者に問い合わせてみても詳細は教えてもらえませんが、この一部のみECNのパターンでもECNを自称している海外FX業者もいるようです。

海外FX業者のSTP方式・ECN方式は参考程度がおすすめ

同じツールを使っていて約定形式が同じ「一部のみ広義のECNで、ツールで振り分けている」タイプの海外FX業者でも、一方は正直に「NDD方式(単にディーラーがいないという意味)」を名乗り、一方はECN方式を名乗っていることも考えられます。

STP方式・ECN方式は海外FX業者の紹介サイトではよく目にしますが、海外FX業者の公式サイトではあまり見かけません。「正直にSTP方式と書くとECN方式ではないのかと言われてイメージが悪くなる」「A-bookとB-bookを混ぜるなど様々な方式を混ぜており言い切ってしまうと嘘になる」などの事情があるのではないかと個人的には予想していますが、海外FX業者側もこのあたりはあまり話したがらないこともあり、よくわかりません。

海外FX業者側がどの程度、一般的な定義通りに用語を使っているかもわかりませんので、STP方式かECN方式にこだわるよりは、滑らないかどうかなどの口コミを重視することをおすすめします。

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この記事を書いた人

ニシキヘビのアバター ニシキヘビ 海外FX・海外取引所マニア

FX歴8年・仮想通貨歴4年の経験を持つ専業ライター。海外FX・海外取引所一筋で、これまでに開設した海外口座は20社以上。ハイレバレッジやゼロカットシステム、豪華なボーナスキャンペーンなど、海外業者特有のサービスや仕組みを徹底的に研究・活用している。FX会社での勤務経験もあり、表には見えにくいリスクや細かなメリット・デメリットまで踏み込んで解説する。

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