FXの世界で勝つ為に一番重要なルールは何か?
この質問に対するFX上級者の答えは、多くが以下の回答となるでしょう。
「もちろん『損切り(ロスカット)』だ!」
・・・と。
FXにおいて損切りほど重要な要素はありません。
今回の記事は、トレードルールの基礎やエントリルールの続編となり、「損切り」に焦点をあてています。


この記事を最後まで読むと以下のような悩みを解決できる内容となっております。
- FXで損切りがなぜ必要なのか?
- FXにおける損切りルールの作成方法は?
- 誰でも損切りできるようになる3つのポイント
興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
FXでなぜ損切りが必要なのか?

なぜ損失をわざわざ確定する必要があるのでしょうか?
それは値動きによって拡大する損失を傷が浅い状態で確定し、自分の大事な資産を守るためです。
更に詳しく解説します。
聖杯(100%勝てる手法)が存在しないから
FX投資において、1回1回の取引で全勝することは不可能。どんな上級者でも、読み外すことはあります。
では、読み外した場合に、初心者と上級者では何が違うのか?
それは、「いざ負けたとしても、的確な損切りによって負け額を最小限に抑えられる」という点です。
負けを小さく抑えつつ、勝つ時はしっかり勝っていく。これを繰り返しつつトータルでプラスにしていき、資産を増やしていくのです。
FXは、10回取引して9回負けても、残りの1回で大きく勝ってトータルでプラスになっていれば、それでOKなのです。
逆に、仮に10回取引して9回勝てても、「1回1回の利益が数百円」と小さければ、一度数万円の負けを喰らってしまうと一気にトータルでマイナスになってしまいます。
勝率は、特に重要ではありません。
トータルでプラスに持っていくためには、負ける時の負け額をいかに抑えることができるか?ここが一番のキモになってきます。
そのために、「損切り」という技術は非常に重要なのです。
FXでメンタルをコントロールするため
トレードにおいて1万円で損切りを予め設定していたとしていたら負けトレードを気にしますか?
その時のメンタルはどうですか?
逆に損切りを行わず負けトレードが10万円、から20万円、30万円と増えていったとしたらどんなメンタルになりますか?
「戻ってくれ!!!!」という思いでチャートをずっと凝視しませんか?
「あぁぁぁ!もう無理!・・・もうきらなきゃ・・・きるしかない」と思いながらも決算ボタンに手がいくが・・・あぁぁぁ!きれない。。。。となりませんか?
時には値が戻り救われるトレードがあるかもしれません。
しかしながら、このようなトレードでは、必ず「爆損」する日が訪れてしまいます。
もう一度言います。必ず訪れます。
そして、この後に湧き出てくる感情は、取り戻そうという気持ちで、更にわけがわからんエントリーを行い損失を膨らませマーケットから退場してしまうのです。
だからこそ、ルールに沿った損切りを行う必要があるのです。
FXにおける損切りルールの作成方法は?

「損切りルール」の本質は、資金管理にあり、資金管理を行う為に「損切りルール」があります。
よって、資金管理を絡めながら解説をしていきます。
損切りルール作成には以下が重要になります。
- エントリーに対する許容損失額を知る
- 適正ロット数を知る
詳しく見ていきましょう。
➀エントリーに対する許容損失額とは?
普段、自分のエントリールールの許容損失額を考えてトレードしていますか?
万が一、知らないでトレードを行っているのであれば、かなり危険な状態です!!!(´;ω;`)ウゥゥ
なぜなら、適正な許容損失額が不明な場合は、損切りラインを定めたとしても、適正ロット数も不明な為、損切りラインでの損失金額が一定でありません。
許容損失額がわかれば、「適正ロット数」が明確になり、損失が発生した時の金額が安定した「損切りルール」が作成できるのです。
➁許容損失額を求める
一般的に、許容損失額は総資金額の2%以下が好ましいと言われています。
初心者の方は、まずこれで設定して下さい!
ただ、正直な話ですが、「2%」と言えどもトレードの「勝率」や「収益率」によっては破産する危険性があります。

➂許容損失額から適正ロット数の計算の仕方
許容損失額が定まれば、以下のように適正ロット数(1ロット=10万通貨)が算出できます。
- 投資する自己資金は「100万円」
- 許容損失額の割合は「2%」
- ドル/円のトレード
- 為替レートが1ドル100円
- 損切り位置は「50pips」
まず、この条件であれば「許容損失額」、つまり1回のトレード負けてもいい金額は「2万円」です。「自己資金 × 許容損失額の割合 = 許容損失額」という計算で、100万円×2%=2万円となります。
作成したトレードルールに基づいて損切りが50pipsとなる場合、「適正ロット数」は「0.4ロット」です。「許容損失額 ÷ pips数 ÷ 1pipsの変動金額(日本円換算) = 適正ロット」という計算で、20,000 ÷ 50 ÷ 1000 =「0.4ロット」となります。
必ず損切りエントリーをする際に、損切りラインを定め、適正ロットを算出してからエントリーして下さい!
損切りを必ず実行するための3つのポイント
損切りルールをあらかじめ決めていたとしても、人間は損失に弱い生き物なので、ついつい損切りラインをずらしてしまうことがあります。

自分で決めた損切りを必ず実行できるように、3つのポイントを意識しましょう。
- エントリー前に損切り位置を決めておく
- エントリーと同時に損切り注文を入れる
- 一度決めたら動かさない
エントリー前に損切り位置を決めておく
損切りができるようになるためには、まず「エントリー前に損切り位置を決めておくこと」が重要です。つまり、エントリー後に「損切りはどこにしょうかな」では遅いということです。
損切り位置を考えている間に逆行してしまうと、決断できずに損切り幅が広がっていく可能性があります。そうなると、ますます損切りするのをためらってしまうでしょう。
また、損切り位置を探っている間にエントリーを逃してしまったとしても、それはそれで構いません。エントリーチャンスは、この先いくらでもやってきます。
もし、そのたった1回のチャンスを逃したことが、トータルでの利益に大きな影響を与えてしまうなら、遅かれ早かれ、そんなやり方で勝ち残っていくことなどできません。
エントリーできない時なんて、あなたが仕事をしている時や寝ている時にいくらでもありますからね。
ですから、損切り位置を決めている間にエントリーを逃しても構いませんので、まずはエントリーする前に損切り位置を決めましょう。
エントリーと同時に損切り注文を入れる
損切り位置を決めたら、エントリーと同時に損切り注文を入れてください。各FX業者のシステムによって名称は異なりますが、新規決済同時注文やイフダンOCOなどです。注文方法についての記事はこちら↓↓↓↓↓

もし使っている業者でエントリーと同時に損切り注文が入れられないなら、エントリー後すぐに損切り注文を入れましょう。
エントリー前に損切り位置を決めていたとしても、いざその位置まで価格が来てしまうと、「もうちょっとだけ様子見がしたい」と、損切りするのをためらってしまいますよね。
ですから、その迷いをなくすためにも、なるべく早い時点で損切り注文を入れておくことが必要なのです。
一度決めたら動かさない
一度決めた損切り注文は絶対に動かさないでください。
エントリー後すぐに損切り注文を入れていたとしても、近づいてくると、先ほどと同じように「もうちょっとだけ様子見がしたい」と思ってしまいます。
しかし、ここはグッとこらえてください。
もし、我慢できないなら、エントリー後はチャートを見ないのが一番です。見ていても結果は変わりませんからね(笑)
「値動きを見る必要はない」とは言いませんが、損切り位置をズラさないことのほうが重要です。決済が完了してから、取引内容の振り返りを行いましょう。
損失が発生するとついついナンピンをしたくなる方がいますが、無計画なナンピンは危険です。

ナンピンを取り入れている有名トレーダーもいますが、その場合はあらかじめナンピンを前提に最初のポジションサイズを小さくするなどのリスク管理が必要です。リスク管理の計算方法についてはこちら↓↓↓↓↓

FX「損切りルール」のまとめ

今回は、損切りルールについて紹介しました。
FXで適切に資金管理を行うには、許容損失額を知り、適正なロット数でエントリーを行い、損切りをするルールが必要です。
そして、更に重要なのは、ルールを決めたら堅実に守る事です。
ルールを守る事は、非常に難しいです。
ですが、堅実にルールを守る事によって必ず光が見えます。
損切りについて明確なルールを決めていなかった方は、ぜひこの記事を参考にルールを設定してみてください!


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