らっこ詐欺業者「テキシアジャパンホールディングス」はどのように資金を集めたッコ?



方法や事件の動向を解説するポン!
投資関連の詐欺業者は多数います。今回紹介するテキシアジャパンホールディングスもその1つで、2017年から多くの資金を集めていましたが、実態はポンジ・スキームだったといわれています。
この記事では、テキシアジャパンホールディングスがどのようにして資金を集めていたのか、そして逮捕に至る経緯までを解説します。
この記事の内容は、2026年2月時点で、報道や警察等の発表を著者が確認して執筆しています。
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「キング」銅子正人のテキシアジャパンとは?
テキシアジャパンホールディングスは、表向きは投資コンサルティング会社として運営されていました。しかし、実際には資金を運用していたわけではなく、得た資金を別の目的で利用していたことが判明しています。
この会社は社長とは別に実質的な経営者がいて、この実質的な経営者が全面的にサービスを宣伝するなどの立場で活動し、主に高齢者を狙って詐欺行為をしていました。詐欺という認識を薄めるための活動によって、信じ込ませて投資させるケースが多くありました。
こうした活動を続けて多くの金額を受け取っていましたが、2019年になってから被害の全容が明らかになり、会社に携わっていた11人が逮捕されるという事態となりました。その後、裁判によって一部の逮捕者に実刑が下っています。
ここからは、テキシアジャパンの手口を紹介します。
- ターゲットは高齢者
- 実態はネズミ講
- 契約書ではなく借用書を使用
ターゲットは高齢者
テキシアジャパンホールディングスは大胆な手法を採用し、主にお金を持っている高齢者に出資させていました。
まず、テキシアジャパンホールディングスの実質的な経営者であった銅子正人氏が「キング」を名乗ってステージなどを行います。このステージは基本的に投資関連の内容ではなく、ただのコンサートのようなものです。
ここで高齢者のアイドルのようなイメージを植え付けて、信頼できるように持っていきます。莫大な資金を持っているとアピールしており、お金に困っていないようなイメージを作るため、お金を高齢者に渡して信用させるような方法も採用していました。
こうして高齢者の信頼性を高め、騙されているわけではないと思った高齢者をターゲットとして、投資の勧誘を行って出資させていたことが判明しています。
実態はネズミ講
こうして主に高齢者を騙してテキシアジャパンホールディングスへ出資させましたが、配当を出し続けるために、さらにネズミ講の仕組みも採用していました。
テキシアジャパンは、会員に対して、より高いランクになれば配当が増えると説明しました。
ランクを高めるためには、一定の金額を超える出資を行う、または他の人を勧誘して出資してもらうという貢献が必要とされていました。このネズミ講の仕組みを使い、テキシアジャパン・ホールディングスのことを全く知らない人にも出資させることが可能でした。
なお、ランク制度は銅子正人氏を含む「5レンジャー」を頂点として5階級に分けられていました。
- 5レンジャー
- ディレクター
- マネージャー
- エバンジェリスト
- 一般会員



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契約書ではなく借用書を使用
テキシアジャパンホールディングスは投資の契約書ではなく、借用書によって契約していたことが判明しています。
テキシアジャパンホールディングスは月3%以上の高配当が得られるという形で勧誘しており、さらに元本保証も設定していました。



ありえない好待遇だっコ・・・
このシステムは銀行以外が採用すると出資法違反となるため、逮捕されないようにするため借用書で対応した可能性があります。
しかし、実態を鑑みて裁判では出資法違反(預かり金の禁止)の判決が出ています。
「キング」銅子正人のテキシアジャパンの被害総額は?
2019年3月18日、警察はついにテキシアジャパンホールディングスの摘発に動きます。ここで銅子正人氏ら10人を逮捕しました。この中には社長や元警察官なども含まれています。その後、勧誘リーダーとされた男も後に逮捕され、この事件では11人が逮捕されています。
ここからは、被害総額はどの程度だったのか?、返金は可能なのか?、出資金はどこに行ったのか?について解説します。
- 被害総額は460億円以上
- 返金は不可能
- 出資金は暴力団の資金源に?
被害総額は460億円以上
愛知県警からの情報として、テキシアジャパンによる詐欺の被害総額は460億円、被害者は13,000人以上と報じられています。
ここまでの巨額詐欺に至ったのは、「元本保証+月3%」という高条件にひかれてしまった被害者が多かったこと、銅子正人氏がカリスマ性のある人物として活動していたこと、ネズミ講の仕組み、「借用書=貸したお金はちゃんと返ってくる」という安心感があったことなどが考えられます。
返金は不可能
摘発されたテキシアジャパンホールディングスですが、摘発より前の2017年までには既に資金繰りが悪化し、配当がとどこおっていました。
摘発時に残っていた資産はわずかしか無く、460億円以上とされた被害総額を返金するのは不可能と見られます。
この被害総額を回収できないか、系列会社なども含めて資産の確認が行われています。ただ、系列会社にもお金は残っていないとされるため、被害者への救済がどこまで進められるかはわからない状態です。



とんでもない投資詐欺事件っコ・・・
出資金は暴力団の資金源に?
テキシア事件では、山口組系の幹部が逮捕されています。
この幹部が資金の一部を自身が所属する組に流していた可能性も指摘されていました。しかし、この幹部は不起訴処分となっており、実際に資金を流したかどうかは不透明なままとなっています。
「キング」銅子正人のテキシアジャパンはその後どうなった?
2019年の逮捕から数年経過し、逮捕されたテキシアジャパンホールディングスの関係者に対しては判決が下っています。
また、テキシア被害者を狙った新たな投資案件の勧誘も行われましたが、その経営者らも起訴されています。
ここからは、「キング」銅子正人氏のテキシアジャパンがその後どうなったかについて解説します。
- 刑事裁判で有罪判決
- 民事裁判で賠償命令
- ワールドフレンドシップコインも起訴
刑事裁判で有罪判決
逮捕された11人のうち、1人は不起訴処分となり釈放、残り10人が起訴されました。銅子正人氏のみ詐欺と出資法違反で有罪が確定しており、残りの9人は出資法違反のみの有罪判決でした。
逮捕者の中には、元警察官も含まれていました。
他の逮捕者はほぼ容疑を認めていましたが、銅子正人氏は「経営の実権は前社長にあった」「自分は広告塔を頼まれただけだ」などとして罪状を否認しました。しかし、その主張が裁判所に認められることはなく、2021年に銅子正人氏は執行猶予なしの実刑判決を受けています。
銅子正人氏に対する判決は、懲役8年・罰金200万円でした。
民事裁判で賠償命令
2023年には、被害者らが起こした民事裁判で。テキシアジャパンホールディングスや関連会社、幹部らに対して計約1億7000万円の損害賠償の支払いを命じる判決が言い渡されました。
しかし、テキシア側に残る資産がほとんどないため、実際の弁済可能性は低いと考えられています、
ワールドフレンドシップコイン(WFC)も起訴
テキシア事件の後、各地でテキシア社の出資者ら向けの講演を開き、「コインで負債がなくせる」と暗号資産への切り替えや購入を呼びかけていたとされる「ワールドフレンドシップコイン」が二次被害として問題になりました。
このワールドフレンドシップコインを発行した会社の経営者である紙屋道雄被告は、国に無登録のまま仮想通貨を販売したとして、2021年に資金決済法違反の罪で起訴されています。
この会社は、テキシアと組んで被害者がテキシアに対して持つ債権を仮想通貨に振り替えることで返済義務から逃れるスキームを提供していた疑いもあります。
まとめ
今回のテキシアジャパンホールディングスは、高齢者をターゲットとして詐欺事件を起こしており、最初から騙して稼ぐという狙いがあったため非常に悪質です。
最終的に返金されなくなった投資案件でも、BMキャピタルのように実際に運用していた形跡があるものもありますが、テキシアジャパンについては、幹部も運用する気のないポンジ・スキームであったことを認めています。


特に元本保証で高利を提示している投資については、信頼できない可能性が高くなっています。そもそも、元本保証は銀行などを除き禁止されています。
甘いうたい文句のこうした投資に騙されないように注意しましょう!
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- テキシアジャパンはどんな投資話だったのですか?
テキシアジャパンは、元本保証で毎月3%の配当が得られるという高条件を提示して全国の会員から資金を集めた投資スキームです。実態としては、新規出資金を原資に過去の出資者へ配当を支払うポンジ・スキームだったとされています。
- テキシアジャパンの被害額はどのくらいで、何人くらいが出資していたのですか?
摘発時の警察発表によれば、被害総額は460億円、被害者は13,000人以上とされています。1人あたり100万〜300万円台の出資が多い一方で、1000万円超や数千万円規模を投じた出資者もいたと報告されています。
- テキシアジャパンの裁判ではどのような判決が出たのですか?
実質的経営者とされる銅子正人被告は、詐欺および出資法違反の罪で起訴され、地裁で懲役8年・罰金200万円の有罪判決を受けています。幹部ら複数名も同様に出資法違反などで起訴され、執行猶予付きの有罪判決が言い渡され確定しています。
- テキシアジャパンの被害者は出資したお金を取り戻せましたか?
一部の被害者が起こした集団訴訟では、会社側に対して損害賠償の支払いを命じる判決が出ています。ただし、判決が出ても会社や関係者に残っている資産が限られるため、実際に回収できる金額はごく一部にとどまるとみられています。
- テキシアジャパンの投資話のどこが法律違反だったのですか?
元本保証で高利回りを約束して不特定多数から出資を募った点が、出資法が禁じる「元本保証付きの預かり行為」に当たると判断されました。また、実際には十分な運用実態がないにもかかわらず高配当をうたい出資金を集めた行為が、詐欺罪に該当すると認定されています。
- テキシアジャパンの「キング」とは?
テキシアジャパンで「キング」と呼ばれていたのは、実質的な経営者とされる銅子正人氏です。銅子正人氏は富豪であるとアピールして高齢者などを信用させ、テキシアへの出資を勧誘していました。












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