MEXC(メクシー)やBitget(ビットゲット)など、仮想通貨(暗号資産)取り扱い銘柄も豊富で取引条件もいい海外仮想通貨取引所が気になる方も多いでしょう。
海外仮想通貨取引所では、クレジットカードを使って法定通貨で仮想通貨を購入するなどの方法で入金することもできますが、為替レートや購入レートが悪いなどでコストがかかる可能性が高いです。
らっこドル建て決済だとカード会社での為替レートも考えないといけないっコ・・・
そのため、国内仮想通貨取引所でビットコイン・イーサリアム・XRPなどの仮想通貨を購入して海外取引所に送金する方法で入金するのが一般的です。
この記事では、海外取引所が初めての人でも利用できるように、国内取引所から海外取引所に仮想通貨を送金する際の流れや注意点を紹介します。
国内取引所から海外取引所への送金の流れと注意点
規制の関係で、国内仮想通貨取引所で購入できる仮想通貨は限られています。そのため、多くの仮想通貨トレーダーが海外仮想通貨取引所を利用しています。
FXでも海外FX業者は人気ですが、こちらは単にレバレッジやボーナスなどの仕組みが異なるだけです。しかし、仮想通貨では取引できる銘柄そのものが違うため、トレーダーにとっては海外取引所が利用できるかどうかが非常に重要なポイントになります。


海外取引所でしか扱っていない仮想通貨を購入(または取引)する場合、以下の流れが一般的です。
- 国内取引所でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する
- 購入した仮想通貨を海外取引所に送金する
- 送金した仮想通貨をテザー(USDT)などのステーブルコインに交換する
- ステーブルコインで別の仮想通貨を購入する
国内取引所でステーブルコインが購入できればもう少しシンプルな流れにできるのですが、残念ながら国内取引所で取引できるステーブルコインは限られています。
ここからは、国内取引所から海外取引所に送金する際の流れや注意点を紹介します。
国内取引所の口座を開設する
まずは、海外取引所に送金するために国内取引所の口座を開設します。
利用する仮想通貨取引所を選ぶ際には、以下の点がポイントになります。
- 手数料
- 使いやすさ
- 口座開設までの時間
- セキュリティ
- トラベルルール
手数料
仮想通貨取引所では、主に「入出金手数料・取引手数料・送金手数料」が発生します。取引所ごとに送金手数料が異なりますので、気になる取引所の送金手数料について確認しましょう。各種手数料がかかってしまうとせっかく取引で利益を得てもその利益が削られてしまうため、重要です。
入出金手数料は日本の銀行口座に入出金する際の手数料で、取引手数料は仮想通貨の売買にかかる手数料、送金手数料は海外仮想通貨取引所などに送金する際に発生する手数料のことです。
使いやすさ
取引ツールの使いやすさも重要な要素です。ユーザーフレンドリーなインターフェースを持つツールを提供する取引所を選ぶことで、取引の操作がスムーズに行えます。
海外取引所はTradingViewのチャートを搭載した取引ツールが多く操作性が似ていますが、国内取引所は独自ツールが多いので使い勝手がわからないこともあるかもしれません。取引ツールがシンプルで指値注文などの条件付きの注文がしづらいこともありますので、よく確認しましょう、
口座開設までの時間
国内仮想通貨取引所での口座開設には、海外取引所より時間がかかることがあります。最短で即日口座開設が可能とされている取引所もありますが、長いところでは数日かかってしまいます。お急ぎの際には、口座開設が迅速に行える取引所を選んでください。
セキュリティ
取引所の信頼性やセキュリティも重要な要素です。しかし、取引所のセキュリティ情報は詳しく開示されていない場合もあり、ほかのポイントよりは情報をつかみにくいです。
仮想通貨の保管にコールドウォレットやマルチシグを採用しているかなどがポイントになりますので、気になった方は個別の取引所の情報を調べてみてください。
よくわからない方は、大手取引所を利用するのがいいでしょう。



手数料や使いやすさ、安全性を含め総合的に判断するっコ!
トラベルルール
海外取引所への送金の目的で国内取引所の口座を開設する際には、トラベルルールの観点も重要になります。
トラベルルールとは、暗号資産がマネーロンダリングやテロ資金供与に使われるのを防ぎ、取引を追跡可能にするための国際的なルールです。具体的には、利用者の依頼を受けて暗号資産の出金を行う暗号資産交換業者は、出金依頼人と受取人に関する一定の事項を、出金先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならないことが定められています。
このトラベルルールによって、各国内取引所が送金できる仮想通貨取引所は限定されています。情報の通知システムに何を採用しているかも影響しますので、口座開設の際は、国内取引所と海外取引所が送金可能な組み合わせになっているかも注意が必要です。
大手海外取引所MEXC(メクシー)のトラベルルール対応については以下の記事にまとめています。↓↓↓↓↓


送金する仮想通貨を購入する
次に送金する仮想通貨を購入します。送金用によく使われる仮想通貨としては、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのメジャーな仮想通貨があります。
取引する人が多いため、スプレッド(「売値」と「買値」の差)は狭く、購入しやすいです。世界中の多くの取引所で取り扱われていますが、送金手数料が高いというデメリットもあります。
そのため、ステラルーメン(XLM)やリップル(XRP)など、送金手数料の安さで知られる仮想通貨を送金する方法も選択肢の一つになります。
また、国内の一部の仮想通貨取引所では、米ドルをはじめとする特定の資産に連動するステーブルコインが扱われているので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
海外取引所で送金先アドレスを確認する
国内取引所で送金する仮想通貨を選んだら、次に海外取引所で送金先のアドレスを確認します。
通常、送金先のアドレスを確認するには、海外取引所にログイン後、仮想通貨の入金セクションから送金する仮想通貨の受取用アドレスを確認します。
その際、送金側と送金先の仮想通貨のチェーンが同一であることを確認しましょう。チェーンを間違えると送金が失敗するので注意が必要です。


ステラルーメン(XLM)・リップル(XRP)・ネム(XEM)など、アドレス以外に確認すべき情報がある仮想通貨もあります。これらの仮想通貨には、ウォレットアドレスのほかに「MEMO」や「タグ」「メッセージ」と呼ばれる短い英数列も同時に入力しなければなりません。



慎重にやるっコ!
これらを入力しなかった場合、仮想通貨は失われてしまいますので注意して送金を行いましょう。MEMOは通常、海外取引所で確認する送金用アドレスの近くに表示されます。


国内取引所から送金する
国内取引所から海外取引所に仮想通貨を送金します。
送金先のアドレスを一文字でも間違えると送金が失敗してしまうため、初めて送金する場合や高額な送金を行う場合は、送金先のアドレスが正しいことを確認するために少額の「お試し送金」が有効です。



手数料が二回かかるけど安心のためポン!
お試し送金により、少ないリスクでアドレスの正確性を確認することができます。
実際の作業は、海外取引所で確認した送金先のアドレスをコピーし、国内取引所の送金先アドレス欄にペーストします。最後に、送金額と手数料を確認して問題なければ送金します。
海外取引所で入金確認をする
送金が正常に完了したら入金を確認します。送金する仮想通貨の種類やネットワーク状況、海外取引所のシステム状況などにより、着金にかかる時間は異なります。
そのため、送金後すぐに入金が確認できない場合でも、焦る必要はありません。
通常、入金が完了するとメールで入金完了メールが届きます。このメールには、送金した仮想通貨の種類や入金が完了した日時などの情報が記載されています。
もし、メールが届かない場合は、取引所にログインして直接入金履歴を確認することも可能です。
また、多くの仮想通貨取引所では、セキュリティ上の理由で、着金した資金を口座に反映するまでにタイムラグ(トランザクションの承認回数)を設定しています。
ブロックチェーンごとにトランザクション(取引)を追跡できる外部サイトがありますので、着金が遅くて気になる方は、自分のウォレットアドレスを入力してトランザクションの進捗状況を確認してみてください。ビットコインの場合は「BLOCKCYPHER」があります。
【図解】国内取引所から海外取引所に送金する方法
ここでは、Coincheck(コインチェック)からBybit(バイビット)にXRPで送金を行う方法を紹介します。
XRPは送金手数料が安いため、国内取引所から海外取引所に宛てた送金によく利用されます。
仮想通貨は中央管理者がいない「分散型」の仕組みが特徴で、送金方法を間違えるとその資金は永久に取り戻すことができなくなります。銀行のように送金のキャンセル(組み戻し手続き)ができるわけではありません。
ご自身の大切な資金を失わないためにも、送金の手続きはよく確認しましょう。



慎重に送金するっコ!
まず、コインチェックの左側メニューにある「暗号資産の送金」をクリックします。


コインチェックは事前登録したアドレスにしか送金できない仕様なので、先にアドレスを登録します。「送金する通貨」として「Ripple」を選択し、送金先の右上に小さく表示される「追加/編集」をクリックしてください。


XRPは現在「エックス・アール・ピー」と呼ばれていますが、以前は「リップル」と呼ばれていた時期もあったため、リップルと表記されることもあります、
すでに登録済みの送金先リストが表示されますので、「新規追加」をクリックしてください。ここでも念のため、送金先が「XRP」になっているか確認してください。


7つの必要事項を入力し、「追加する」をクリックします。7つの情報のうち、赤字にしたものはXRPのオンチェーン送金に必要な情報なので、特に間違えないようにしてください。
①通貨、②宛先、②アドレス、④宛先タグ、⑤サービス名、⑥受取人種別を入力し、「SMSを送信」をクリックして、⑦SMS認証用コードを入力します。


赤字以外の部分は、通常のオンチェーン送金には必要ない情報で、コインチェックの内部処理に利用されるものです。この情報が入力されていなかったり疑問を持たれたりすると、コインチェック側で送金の反映が保留にされます。しかし、オンチェーン送金の情報を間違えてしまった場合と違って仮想通貨がなくなってしまうわけではないため、着金しなくても慌てずコインチェックに問い合わせましょう。
送金先が追加されたのを確認後、送金先リストのウィンドウを閉じてください。


送金先として登録された一覧が表示されますので、宛先を選んでください。選択すると、送金情報のうち重要なもの(アドレス、宛先タグ)は自動入力されますので、送金目的と金額を入力して「次へ」をクリックしてください。


送金内容を確認して二段階認証を入力すれば、海外取引所に送金できます。
海外仮想通貨取引所へのその他の入金方法
あまり条件はよくありませんが、海外取引所に入金する方法には、他にも以下のようなものがあります。
- クレジットカードでの仮想通貨購入
- オンラインウォレットのSTICPAY
- P2P取引(LINE Pay、PayPay、銀行振込など)
クレジットカードで仮想通貨を購入
Bybit(バイビット)などの一部の仮想通貨取引所では、クレジットカードでの入金が可能です。
法定通貨を入金することはできず、クレジットカードでビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・テザー(USDT)などの仮想通貨を購入する形です。



急なチャンスが訪れた際には活用してみるのもいいかもしれないポン!
ただし、仮想通貨を市場レートで買う場合と比較すると、少し不利なレートで購入することになりますので、普段は国内の仮想通貨取引所から送金するのがいいでしょう。
即時反映される仮想通貨取引所もありますが、一部の仮想通貨取引所はカードを使用するために、仮想通貨取引所の本人確認とは別にカード会社の本人確認手続きが必要なこともありますので、注意してください。
STICPAY経由での入金も可能
海外FX業者への入金方法として知られるSTICPAY(スティックペイ)経由でも、海外取引所への送金が可能です。
STICPAYには、日本国内の銀行から日本円で入金可能です。入金後にSTICPAY内部で法定通貨を仮想通貨へと両替出来る機能を利用すれば、海外取引所への入金に使用できます。
両替を行うには、「WALLETS」の項目内の「Exchange」をクリックします。


STICPAYへはクレジットカード入金も可能なのですが、クレジットカードでの入金後に即仮想通貨に両替してしまうと、マネーロンダリング対策により出金制限が課される可能性があります。
デメリットは、STICPAYはどの入金方法を選択しても一定の手数料が発生してしまうことです。
STICPAYは、一部の海外FX業者が入金方法として採用しているオンラインウォレットです。大手海外FX業者のExness(エクスネス)やXMTrading(エックスエム)も対応しています。海外FX業者を利用している人は、海外FX業者からSTICPAYへと出金⇒仮想通貨へ両替し仮想通貨取引所へ入金という使い方もできます。


P2P取引(LINE Pay、PayPay、銀行振込など)
仮想通貨取引所の中には、ユーザー間で直接取引する「P2P取引」を提供している業者もあります。
P2P取引では、LINE Pay、PayPay、銀行振込など、様々な決済方法に対応しています。
しかし、個人間での取引なのでトラブルが起きる可能性もありますし、P2P取引での売却希望者の数が少ないため、希望のレートで取引できるとは限りません。使い勝手は必ずしも良好とは言えませんので、注意してください。



上級者向けの方法だっコ
海外取引所へのおすすめの送金方法は国内取引所
海外仮想通貨取引所にはクレジットカードやSTICPAY経由、P2P取引でも入金はできますが、ややコストがかかってしまいます。
一方、国内取引所の取引所サービスで仮想通貨を調達した場合、コストを抑えることができます。
複雑な手順に見えますが、慣れれば簡単なので、ぜひトライしてみてください!
国内取引所から海外取引所への送金に関するよくある質問
ここからは、国内取引所から海外取引所への送金に関するよくある質問を紹介します!
- 国内取引所から海外取引所への送金の反映にはどれくらいの時間がかかりますか?
送金する通貨やブロックチェーンの混雑状況によって異なります。XRPなどは通常数分〜10分程度で着金します。一方、ビットコイン(BTC)などは承認に時間がかかり、30分〜1時間以上かかる場合もあります。
Q2. A.
Q3. A.
Q4.
Q5. A.
- 国内取引所から海外取引所への送金で送金手数料を一番安く抑えるおすすめの通貨はありますか?
XRPやステラルーメン(XLM)がおすすめです。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は送金手数料が高額になりがちですが、例えばXRPは送金手数料が非常に安く(コインチェックの場合0.15 XRP)、送金スピードも速いため、海外取引所への送金用通貨として適しています。
- 国内取引所から海外取引所への送金時に「宛先タグ(メモ)」は必ず必要ですか?
国内取引所から海外取引所への送金時に「宛先タグ(メモ)」が必要かどうかは通貨によって異なります。XRPやステラルーメン(XLM)などを送金する場合は必須です。送金先の取引所の入金アドレス画面に表示されている「MEMO(タグ)」を、送金画面で必ず入力してください。入力を忘れると、資金が着金せず取り戻せないリスクもあります。
- 国内取引所から海外取引所への送金時に送金先アドレスを間違えてしまった場合、取り消しはできますか?
原則として、一度手続きが完了してブロックチェーン上に記録された送金は取り消すことができません。アドレス間違いによる資産の消失を防ぐため、初回は少額でテスト送金を行うことをおすすめします。












