有名株投資家のテスタ氏の最新の保有株を知りたい方は多いでしょう。しかし、テスタ氏はウルフ村田氏のような収益を得ることを目的に積極的に情報発信をするタイプのインフルエンサーではないため、情報は得づらいです。

長期保有用の口座の情報は本人が定期的に公開していますが、メインである短期売買の銘柄はわからないことが多いです。
テスタ氏の最新の保有銘柄は、「表に出た一部の銘柄のみがわかる」という状態だと考えたほうがいいでしょう。
本記事では、本人のX投稿、出演メディア、テスタ氏とされる大口投資家の大量保有報告書・会社四季報などをたどり、本記事執筆時点で保有していると思われる銘柄を整理しました。
\仮想通貨デビューにおすすめ/


本記事は、2026年8月時点で著者がEDINETの大量保有報告書や四季報などを自ら確認した内容に基づき執筆しています。
株投資家テスタ氏の最新の保有株の銘柄を調査!
有名株投資家・テスタ氏の最新の保有株の銘柄を調べる方法としては、主に以下の5つがあります。
- 大量保有報告書
- 会社四季報
- 長期保有口座・高配当口座
- Xなどでの不定期の発信
- 第三者メディア
大量保有報告書
大口投資家の保有銘柄(ポートフォリオ)の一部は、「大量保有報告書」を調査することで把握することができます。
大量保有報告書は、「ある人が上場企業の株を5%超持ったときに、その事実を市場に知らせるための報告書」です。
株価に影響しうる「大口株主の存在」を可視化するための仕組みだと捉えると分かりやすいです。
保有割合が1%以上増減したときも変更報告書を出す義務があるため、大口保有報告書のデータをたどれば、ある人が現在保有している株式の情報を推測することができます。
らっこ大口で「ガチ保有」している銘柄がわかるっコ!
この方法は、元芸人投資家・井村俊哉氏のような本名で活動している投資家に使える調べ方で、テスタ氏のような本名非公開の投資家については本来大量保有報告書から情報を得ることはできません。


ただし、テスタ氏は本名と思われる名前(永井崇久氏)がSNSなどで拡散されており、この名前で検索すればテスタ氏のものである可能性が高い大量保有報告書があるかどうかを確認できます。
テスタ氏=永井崇久氏と言われる根拠は、テスタ氏がXで児童養護施設へ寄付をした際に施設側の寄付者・寄付品の記録に「永井崇久」という名前があったという点と、「永井崇久」名義の大量保有が明らかになった銘柄の保有・取引のタイミングがテスタ氏のSNS上の言及と重なるという点です。
2026年8月時点で永井崇久氏名義で出された大量保有報告書はEDINETに掲載されていません。これは、EDINETに掲載されるのは5年分という縛りがあるためで、永井崇久氏は5年より前に大量保有報告書を出したことがありますし、今後も出される可能性はありますので、気になる方は定期的にチェックしてみるといいでしょう。
なお、大量保有報告書は、保有割合が5%を割り、変更報告書で「5%未満になった」と報告された場合、その後の保有割合に関する追加の報告義務がなくなるため、その後の動きはわからなくなります。逆に言えば、変更報告書が出ていない銘柄は現在も5%以上の大口保有を続けているということになります。
会社四季報
上場企業の情報をまとめた「会社四季報」でも、大株主の情報が確認できます。基本的には上位10位までですが、プレミアムのデータサービスを使うと最大30位まで見られるケースがあります。
大量保有報告書と違い、5%というルールではなく相対的に上位に入っていれば掲載されますので、2%や3%の保有率でも掲載されることがあります。
会社四季報はオンラインでもデータを確認できますので、「永井崇久」と入力すると、永井崇久氏が大株主となっている銘柄がわかります。
2026年8月時点で、永井崇久氏が10位以内の大株主となっている銘柄は以下の通りです。
| 銘柄名 | 保有割合 |
|---|---|
| メドレックス | 3.3% |
| バルミューダ | 0.35% |
長期保有口座・高配当口座
テスタ氏の保有銘柄を本人が発信する形で確認できるのが、「スーパー長期ほったらかし口座」や高配当株のポートフォリオです。テスタ氏は数か月おきに「スーパー長期ほったらかし口座 定期的観察」として保有口座の状況をX(旧Twitter)で報告しています。


「スーパー長期ほったらかし口座」という名称の通り、保有している銘柄は基本的に変わらず、損益推移を報告する目的の投稿となります。
この口座に含まれる銘柄は以下の通りです。
| 資産クラス | 保有商品 |
|---|---|
| 国内株式/個別株 | 任天堂 |
| 国内株式/インデックス | TOPIX |
| 国内株式/投資信託 | 井村ファンド |
| 米国株式/個別株 | アメリカ株 |
| 米国株式/インデックス | S&P500 |
| 全世界株式/インデックス | オルカン |
| 貴金属/ETF | 金ETF |
| 暗号資産 | BTC |
このうち株式として個別名が分かるのは任天堂です。一方、米国株は口座全体の評価額として示されることが多いため、個別銘柄まで知りたい場合は、後述する本人発信やメディア出演時の情報と照合する必要があります。
また、テスタ氏は高配当株を長期運用の柱の一つに位置付けています。高配当株中心の口座であるFIRE口座についてもスーパー長期ほったらかし口座と同様に定期的に情報発信を行っていました。
ただし、FIRE口座については2025年3月を最後に情報発信が途絶えています。具体的な銘柄名が公開されたのは2024年12月が最後で、もともとFIRE口座はスーパー長期ほったらかし口座よりは銘柄の入れ替えが発生するスタイルで運用されていたため、FIRE口座で公開された銘柄を現在も引き続き保有しているかは不明です。


Xなどでの不定期の発信
スーパー長期ほったらかし口座やFIRE口座以外でも、X(旧Twitter)などでテスタ氏が現在の保有状況を公開する場合があります。
たとえば2026年4月、テスタ氏は最も長く保有している銘柄として吉野家を挙げ、「21年保有している」と回答しました。


テスタ氏は、XのほかにもYouTubeのライブ配信やインスタグラムをやっており、特にライブ配信のほうでは個別の銘柄に言及される可能性があります。


第三者メディア
テスタ氏は、雑誌や経済メディア、YouTube番組などのインタビューで、保有銘柄やポートフォリオの考え方を比較的詳しく語っています。
例えば、2026年1月の『ダイヤモンド・ザイ』のインタビューでは、米国株の長期保有枠として、アメリカン・エアラインズ、アマゾン、ウォルト・ディズニー、アルファベット、ゴールドマン・サックス、マクドナルド、ナイキ、ファイザー、スターバックス、ユニオン・パシフィック、ベライゾン・コミュニケーションズの11銘柄を挙げました。
これらの米国株は、日本円の価値が大きく下がる事態への備えとして保有していると説明されています。買い増しを含む投資元本は約2億円で、取材時点では評価額が4億円超になっていたとのことです。
日本株については2025年3月に@DIMEの記事で配当狙いで保有している株を詳細に明かしています。
テスタ氏の保有銘柄を知りたい場合、第三者メディアの情報もチェックしてみるといいでしょう。
株投資家テスタ氏の保有株(日本株/個別株)の株価はどうなった?【2026年最新】
ここまでに紹介してきた通り、永井崇久氏名義のものを含め、テスタ氏が2026年現在も保有している可能性の高い日本株(個別株)は以下の通りです。テスタ氏が購入したと思われる時期からの価格推移も含めて、株価がどうなったかを調査しました。
- 任天堂
- 吉野家
- メドレックス
- バルミューダ
任天堂
テスタ氏は以前から短期売買などで任天堂に言及していましたが、スーパー長期ほったらかし口座のポートフォリオに加えたと公表されたのは2026年2月下旬です。


任天堂は2025年8月に最高値をつけてから大幅に下落していました。テスタ氏は下のチャートで青矢印の部分、割安感のあるゾーンの付近で購入したと思われます。その後一時的に反発したものの、2026年8月時点では、テスタ氏が購入したと思われる価格のやや下で推移しています。


スーパー長期ほったらかし口座という位置づけなので年単位で保有すると思われますが、少なくとも本記事執筆時点では任天堂で利益は出ていないようです。
吉野家
吉野家について、テスタ氏は2026年4月時点で「21年保有している」ことを公表しています。このことから、購入日は2005年付近と考えられます(以下のチャートの青丸付近)。
2008年のリーマンショックで吉野家の株は大幅に下落していますが、その後は右肩上がりに持ち直し、現在は購入時の価格の約2倍になっています。


メドレックス
任天堂や吉野家より知名度は下がりますが、テスタ氏の本名と考えられている永井崇久氏はメドレックスやバルミューダの株を保有しています。
メドレックスは、独自の経皮吸収型製剤技術を用いて、貼付剤や塗り薬、マイクロニードルなどの医薬品を開発する創薬ベンチャーで、東京証券取引所グロース市場に上場しています。
メドレックスは2013年2月13日に東証マザーズへ上場し、上場後しばらくは価格が上昇して一時7000円に達しましたが、2026年8月時点では価格が大幅に下落した66円となっています。


メドレックスも割安感で購入された可能性がありますが、66円は史上最安値に近いため、メドレックスでは利益は出ていない可能性が高いです。
バルミューダ
バルミューダは、トースターや扇風機、空気清浄機など、デザイン性と機能性を重視した家電製品を企画・開発・販売するメーカーです。
こちらもメドレックスと同様の価格推移となっており、現在は史上最安値付近となっています。バルミューダの保有でも利益は出ていない可能性が高いです。


株投資家テスタ氏のポートフォリオの特徴は?
株投資家テスタ氏のポートフォリオは、スーパーほったらかし口座やFIRE口座のような一部しか公表されていません。しかし、テスタ氏本人の発信や第三者メディアの取材などで、ポートフォリオの大まかな方針は把握できます。
テスタ氏のポートフォリオには以下のような特徴があります。
- メイン口座とサブ口座に分かれる
- 分散投資を重視
メイン口座とサブ口座に分かれる
メイン口座は、テスタ氏が長年得意としてきた日本株の短期売買を行うための口座です。一方のサブ口座は、日々の値動きを追い続けることを前提にせず、中長期での資産形成や配当収入の確保を目的として運用されています。
サブ口座は主に先ほど紹介したスーパーほったらかし口座のことを指していると思われ、配当を狙う日本株、配当と値上がり益の両方を狙う日本株、米国株、投資信託、全世界株式(オルカン)、金ETF、不動産などが含まれるとのことです。
このように口座ごとに役割を明確に分けることで、短期売買の判断が長期保有資産に影響することを避けやすくなります。投資スタイルの異なる資産を同じ基準で売買しない点は、個人投資家にとっても参考になる管理方法といえるでしょう。
分散投資を重視
テスタ氏は、長期で保有する資産について、特定の国・銘柄・資産クラスに集中させず、複数の投資先に分ける分散投資を重視しています。日本円や日本株だけに偏るのではなく、米国株、全世界株式(オルカン)、金ETF、不動産などを組み合わせることで、株式市場の急落や地政学リスク、インフレなどに備える考え方です。
実際にテスタ氏は、「何が起きても大丈夫」な状態を目指し、金ETF、オルカン、米国株、ビットコイン、現金などを含む分散ポートフォリオを50億円規模で構築したいと語っています。
まとめ
テスタ氏の保有株の情報としてよく出てくるのは、長期保有しているものが多いです。テスタ氏はスキャルピングなども含めて活発に売買で利益を積み上げる一方で、分散投資や高配当株で堅実さも重視しています。
同じく大口の個人投資家として有名なcis氏と比べるとメディアへの露出はテスタ氏のほうが多く、情報も得やすいです。テスタ氏の投資先が気になった方は、今回の記事で紹介した情報を参考に、さまざまなルートをチェックしてみてください!



















