【海外取引所の使い方】無期限先物・先物・インバース型・オプションの違いを解説

仮想通貨デリバティブ取引

仮想通貨(暗号資産)取引所では、現物取引(スポット取引)以外にも、デリバティブ取引を行うことができます。

デリバティブ取引は、現物を保有しないので、主に差益(買いと売りの差額)を狙う取引になります。

たぬき

下落相場でも利益が出せるポン!

デリバティブ取引には「無期限先物・先物・インバース型契約・オプション取引」などがあり、種類が豊富で現物取引よりルールがややこしい面もあります。

この記事では、デリバティブ取引の経験がない人向けに、特徴や種類などをまとめて解説します。

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目次

仮想通貨のデリバティブ取引の特徴

仮想通貨のデリバティブ取引とは、仮想通貨を原資産とする金融派生商品(デリバティブ)の取引のことです。

現物取引以外の取引と考えるとイメージしやすいです。

ここでは、仮想通貨のデリバティブ取引の特徴を3つ紹介します!

仮想通貨のデリバティブ取引の特徴
  • レバレッジをかけられる
  • 売りから入ることができる
  • ヘッジにも利用できる

レバレッジがかけられる

デリバティブ取引では、通常レバレッジがかけられます。レバレッジとは、手持ちの資産よりも大きな金額の取引をすることができる仕組みです。

レバレッジ100倍で手持ちの資産が100ドルだとすると、1万ドル分の取引ができます。

レバレッジをかけて自己資金の100倍の取引をすると、100倍のスピードで利益を上げることができる一方、損失になった場合も100倍のスピードになってしまいます。

レバレッジを最大限に利用してしまうとすぐに強制決済(ロスカット)されてしまいますので、通常はもっと低いレバレッジに抑えます。

損失が自己資金を上回るとポジションが強制決済(清算)されるのもデリバティブ取引の特徴です。

このような、仮想通貨価格がゼロまで下落する相場で説明します。同じポジション量であれば、レバレッジが高いと証拠金を使いつくしてしまうスピードが速いため、早くロスカットされてしまいます。

レバレッジ50倍と20倍だと、50倍の方が先にロスカットされます。一方、レバレッジをかけていない(=レバレッジ1倍)だと、仮に仮想通貨価格がゼロになったとしても保有し続けることができます。

レバレッジの高さと強制決済されやすさは比例しますので、レバレッジをかけるときは適切なポジションサイズになっているかよく確認しましょう。

たぬき

デリバティブ取引ではリスク管理が重要になるポン!

売りから入ることができる

レバレッジ取引は、売りポジションを持つことができるのも特徴です。

現物取引では、まず仮想通貨を購入して保有しておかないと売りを行うことはできませんが、レバレッジ取引では売りから入ることができます。そのため、下落相場でも利益を上げることができます。

ヘッジにも利用できる

仮想通貨のデリバティブ取引は、主に差益決済を目的として行われますが、ヘッジ目的で使われることもあります。

ヘッジとは、将来の価格変動リスクを回避するための取引のことです。

現物でビットコインを保有する投資家が価格が下落するリスクを懸念している場合、無期限契約などのデリバティブ取引で売りポジションを持つことでヘッジをすることができます。

現物と同じポジション量で売りポジションを持てば、たとえ価格が下落しても、売りポジションで得た利益で相殺できます。

デリバティブ取引にはレバレッジがかけられるので、ポジションを建てるための証拠金も少なくてすみます。

大手取引所のBybitでは、ヘッジをしたポジションの必要証拠金を引き下げることができるポートフォリオマージンモードも導入されています。

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仮想通貨のデリバティブ取引の主な種類を紹介

仮想通貨のデリバティブ取引には、以下のような種類があります。

  • 無期限契約
  • 先物契約
  • インバース型契約
  • オプション取引

順番に特徴を紹介していきます!

無期限契約

無期限契約は、仮想通貨取引所で最もメジャーな取引形態です。無期限でポジションを保有できることが特徴です。

先物契約を無期限にしたものなので、「無期限先物契約」とも呼ばれます。

無期限契約には以下のような特徴があります。

  • 反対売買が必要
  • 資金調達率がある
  • USDコインを証拠金にできる場合も

無期限でポジションを保有できますが、必ず反対売買が必要で、差益のみを受け取る取引です。(売りポジションを持った場合は必ず買い注文で決済する、逆に買いポジションを持った場合は必ず売り注文で決済するということです)

無期限でポジションを保有できることから、現物価格との乖離が発生しやすくなります。そのため、「資金調達率」という現物市場との乖離を抑える仕組みが設定されています。

らっこ

仮想通貨独特の仕組みだっコ

資金調達率は、売りポジションと買いポジションのうち、無期限先物市場でポジションが多くなっている側が支払い、少なくなっている側が受け取ります。取引コストの一種と考えられていますが、受け取りになることもあるのが特徴です。

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以前はテザー(USDT)を証拠金にしたUSDT無期限契約がほとんどでしたが、最近はステーブルコインのUSDコイン(USDC)の知名度が上がってきたことに伴って、USDC無期限契約の取り扱いがある仮想通貨取引所も増えています。

先物契約

先物契約は、ポジションを保有できる期間が決まっている取引です。満期になるとポジションは強制決済されてしまいます。

先物契約には以下のような特徴があります。

  • 取り扱い銘柄は少ない
  • 資金調達率がない
  • 満期ごとにレートが異なる

四半期(3か月)を対象とする四半期先物契約が一般的で、無期限契約と比べるとトレーダーの需要が少ないため、取り扱い銘柄は少ないです。また、無期限先物契約よりも利用者が少ないため流動性の面でも劣る傾向にあります。

満期が設定してあることで現物市場との乖離が発生しても問題ないため、資金調達率は設定されていません。一定期間のスイングポジションを持つ事が多いトレーダーならば、ランニングコストのかからない四半期契約を利用してみるのもひとつの戦略ですね。

たぬき

予想外に取引コストが高くなることがないポン!

先物取引には、満期がいつかによってレートが異なるという特徴があるため、満期ごとに取引するチャートが別になっています。

例えば、現在は一時的に下落しているが長期的には上昇が予想される相場の場合、満期の近いチャートはレートが低く、満期が遠いチャートはレートが高くなります。

手数料形態は仮想通貨取引所によってさまざまなので、無期限先物契約と比較してどちらが安いとは一概には言えません。

大手取引所のBybitでは、ポジションを持つ際や手動で決済する場合は無期限先物契約と同じ手数料ですが、満期が到来して自動で決済される場合は、0.05%の手数料となります。これは、メイカー手数料より高く、テイカー手数料よりも安い水準です。

インバース型契約

インバース型契約とは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を証拠金にする取引です。仮想通貨取引所で一般的なUSDT無期限契約などは、ステーブルコインを証拠金にして仮想通貨を購入する取引です。これとは反対という意味で「インバース(反対の)」と名付けられています。

インバース型契約には、以下のような特徴があります。

  • 現物の仮想通貨を保有しながら取引できる
  • 先物と無期限契約が両方ある
  • 取り扱い銘柄は少ない

インバース型契約では、現物の仮想通貨を保有しつつ取引ができることが特徴です。例えば、ビットコインやイーサリアムが長期的には値上がりすると考えて現物を保有している人でも、現物を保有したままデリバティブアカウントでトレードができるというメリットがあります。

USDT無期限契約などのステーブルコインを証拠金とする取引では、取引をするためにステーブルコインを購入して保有しておく必要があります。

インバース型契約は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を担保とする形式を指す用語なので、無期限契約の場合も先物契約の場合もあります。

先物契約と同様に、無期限契約ほどの需要はないので取り扱い銘柄は少ないです。大手仮想通貨取引所のBybitでも、無期限契約と先物契約を合わせて10銘柄の取り扱いです。

オプション取引

オプション取引は、特定の仮想通貨を将来の決められた期日(満期日)に、あらかじめ定められた価格(権利行使価格)で買う権利(コールオプション)または売る権利(プットオプション)を売買する取引です。

らっこ

オプション取引の仕組みを説明するっコ

オプション取引には、利益が出る場合と損失になる場合が一般的な取引とは異なります。

まず利益が出る場合を紹介します。権利行使価格が6万5000ドルのビットコインの買う権利(コールオプション)を持っていた場合、ビットコイン価格が6万5000円以上に上昇すると利益が出ます。例えば満期日近くのビットコイン価格が7万ドルだった場合、6万5000円でビットコインを買う権利を行使すれば、市場価格よりも5000ドル安くビットコインを購入できるためです。

たぬき

利益になるときだけ権利行使できるポン!

逆に、損失になるのは、満期日が到来しても6万5000ドルを超えられなかった場合です。満期日のビットコイン価格が6万ドルだった場合、6万5000ドルでビットコインを買う権利を行使してしまうと5000ドル分の損失が出てしまいます。そうなると、オプション取引をしている人は権利を行使しない方が余計な損失が出ないので、権利を放棄します。すると、オプション取引をするために払った料金分だけが損失になります。

上記で説明したのは、買う権利(コールオプション)を買った場合です。オプション取引にはこれを含めて全部で4パターンあります。

  1. 買う権利(コールオプション)を買う
  2. 買う権利(コールオプション)を売る
  3. 売る権利(プットオプション)を買う
  4. 売る権利(プットオプション)を売る

【まとめ】仮想通貨のデリバティブ取引は仕組みをよく確認しよう!

海外仮想通貨取引所は、現物取引に加え、無期限先物契約やオプション取引など、さまざまな仕組みのサービスを利用できることが魅力です。

しかし、あまりに多様なサービスがあるため、混乱してしまうこともあります。取引を行う前に、それぞれのサービスの特徴を把握しておきましょう。

最も一般的に取引されているのは、無期限先物契約で、これは国内取引所や海外FX業者の仮想通貨FX(暗号資産FX)と同じ感覚でトレードできます。

最近は、海外FX業者で取引できる銘柄も増えているので、仮想通貨取引所よりも仕組みがシンプルな海外FX業者を利用するのも一つの手です。

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仮想通貨のデリバティブ取引に関するよくある質問

仮想通貨のデリバティブ取引は、現物取引と何が一番違うのですか?

仮想通貨のデリバティブ取引は「現物を保有せず、差益を狙う契約の売買」である点が最大の違いです。

現物取引はビットコインなどのコインそのものを保有しますが、デリバティブは価格に連動した金融商品(無期限契約・先物・オプションなど)を取引します。

そのため、レバレッジをかけやすく、上昇相場だけでなく下落相場でも利益を狙える一方で、強制決済(ロスカット)のリスクがある点が特徴です。

無期限契約と先物契約はどのように使い分ければよいですか?

無期限契約は「いつまでもポジションを持てるが資金調達率がかかる」、先物契約は「期間が決まっている代わりに資金調達率がない」という違いがあります。

無期限契約はもっとも一般的な取引形態で、国内の仮想通貨FXと似た感覚で使えますが、資金調達率というランニングコストが発生します。

四半期先物などは取り扱い銘柄や流動性が少なめな一方、資金調達率がかからないため、中期のスイングトレードではコスト面で有利になる場合があります。

インバース型契約は、USDT無期限契約と比べてどんな人に向いていますか?

ビットコインやイーサリアムなど現物を長期保有しつつ、その仮想通貨を証拠金にトレードしたい人に向いています。現物を保有しつつインバース型契約でショートポジションを持てば、一時的な下落に対するヘッジにもなります。

インバース型契約では、現物の仮想通貨を証拠金として預け、そのまま保有しながらデリバティブ取引ができます。​

ただし、証拠金となる仮想通貨自体の価格変動リスクも同時に負うことになり、取り扱い銘柄もUSDT建てより少ない点には注意が必要です。

オプション取引では、どのようなときに利益が出て、どのようなときに損失になりますか?

オプション取引には、コールオプション(買う権利)とプットオプション(売る権利)があります。

コールオプションの場合、満期時の市場価格が権利行使価格を上回ると利益が出やすく、下回った場合は支払ったプレミアム分が損失になります。

例えば「6万5000ドルでビットコインを買う権利」を持っていて、市場価格が7万ドルなら、安く買える権利なので行使すると有利です。

一方、満期時の価格が6万ドルのように権利行使価格を下回る場合は権利を放棄し、オプション購入時に支払った料金だけが損失となる仕組みです。

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この記事を書いた人

ニシキヘビのアバター ニシキヘビ 海外FX・海外取引所マニア

FX歴8年・仮想通貨歴4年の経験を持つ専業ライター。海外FX・海外取引所一筋で、これまでに開設した海外口座は20社以上。ハイレバレッジやゼロカットシステム、豪華なボーナスキャンペーンなど、海外業者特有のサービスや仕組みを徹底的に研究・活用している。

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