FX取引において重要な取引手法となる「押し目買い」と「戻り売り」。
用語としても重要なので、是非覚えておくべきワードです。
ここでは、「押し目買い」・「戻り売り」がどういう意味なのかについて解説します。
押し目買いとは
押し目買いとは、「相場が上昇傾向にある中で、一時的に下がったところで買うこと」です。
相場というのは、例え上昇傾向の時であろうとも、一方的に上がり続けるということはほとんどありません。
上がり続ける中でも、一時的に値を下げるポイントがほぼ確実に出てきます。
イメージで言うと、以下のような感じです。
このように上昇傾向にある中で、一時的に下がるポイントがあります。
上記の図でいうと、赤丸の部分です。
この赤丸部分で買うことを、押し目買いと言います。
戻り売りとは
戻り売りとは、「相場が下落傾向にある中で、一時的に上がったところで売ること」です。
「相場は、例え上昇傾向の時でも一方的に上がり続けることはない」と前述しましたが、その逆も同じことで、一方的に下がり続けることもありません。
下がり続ける中でも、一時的に値を上げるポイントがほぼ確実に出てきます。
イメージで言うと、以下のような感じです。
このように下落傾向にある中で、一時的に上がるポイントがあります。
上記の図でいうと、赤丸の部分です。
この赤丸部分で売ることを、戻り売りと言います。