「FXを始める時は、一気にいくつかの口座開設をしてしまった方が良い」
これは、FXを始める際の定説となってきているもの。
では、なぜ複数の口座開設が必要なのか?
1つだけではダメなのか?
そのあたりについてまとめていきたいと思います。
FX口座にも様々な特徴がある
数多く存在するFX会社ですが、それらは会社はそれぞれ独自の性質を持ちます。
●取引管理画面がわかりやすいところ
●手数料が安いところ
●取扱い通貨ペアが多いところ
●自動売買の注文方法が豊富なところ
●サポートが充実しているところ
・・・などなど。
いろいろな部分で差別化を図り、顧客に選んでもらおうと必死で努力しているわけです。
実際に使ってみないとわからない
しかし、こうした企業努力によって生まれている各会社の優れた部分や独自性は、使ってみないとわからないものもあります。
取引画面の使い勝手やサポートなど、実際に利用しないと感覚が掴めませんよね。
公式ページで説明文を読んで得た印象と、実際に使ってみて感じる印象というのは全然違うこともありますので。
ですので口座開設の際は、「口座開設はどこの会社も無料」という利点を活かして、1つだけ開設するのではなく、いくつかの口座を同時に開設してみるのがよいでしょう。
いくつくらい開設するのがよい?
いくつかの口座を同時に開設した方がよいといっても、いきなり10個も15個も一気に口座開設しても混乱してしまうのでよくありません。
一気に開設するのは、大体2~4つくらいにしておくのが好ましいかと思われます。
そして、入金前でも取引画面や各機能を使ってみることはできるので、開設したそれぞれの口座へログインし、取引画面の印象や取引機能のわかりやすさなどを見比べてみてください。
見比べてみて、まずはぱっと見で使いやすそうなところを使ってみるとよいでしょう。
複数口座の効率的な利用法
一番よいのは、開設した口座すべてに少しずつ入金してそれぞれ使ってみる、という方法。
実際の取引に関しては、当然入金後でないと行なうことができないため、「使い勝手を比較して最も自分に合っている口座を探す」という意味では、これが一番効率的。
で、最終的に気にいった口座へお金を集める、という感じで。
もちろん、あえて資金を散らしておくのも面白いです。
●口座Aには10万円
●口座Bには20万円
●口座Cには5万円
というように。
こうしておけば、
●口座Aはデイトレ用
●口座Bは長期投資用
●口座Cは実験用
というような投資スタイルの使い分けもできますし。
結論:やはり最初から複数の口座を持つのが理想
このように、一気に複数の口座開設を行なうことには、
「自分に合った口座を探す」
「取引に有利な口座を探す」
という点において大きなメリットがあります。
特に、取引ツールが自分にとって使いやすいかどうかなどは、今後のFXでの勝率に大きく関わってくることもあるので、ここは手を抜かずにしっかりと吟味するのが得策。
これが後々に生きてきますので、面倒くさがらずに是非いくつか口座開設を同時に行なって比較してみてください。
口座開設は全て無料なのですから、比較してみないともったいないです。